新型インフルワクチン接種の前倒し―足立政務官、約1時間の記者会見
政務官 この先ほどのデータは全日本のデータですから、それはやはり地域地域によって違いがありますね。今回の定点報告でもかなりばらつきがある。都道府県という単位で区切ると、我々がオールジャパンで構想した場合は行き届いていると判断しても、地域地域では足りない、ということを仰る方はいらっしゃると思います。都道府県という単位で見た場合には、私たちは行き渡ると思っております。ただし、今は3回目のまだ出荷であるということです。
記者 先ほど「平坦化」と仰ったんですけども、「平坦化」というのは具体的にどういう方策があると考えておられるのか。
政務官 今もそうですが、やはり予約をしていただきたいということ。これが一番大きいと思います。これは先ほどのバイアルの件に関係してくると思いますし、もともと健常な方と患者さんは、時間的、空間的にも分けてやって頂きたいということがある。それは取りも直さず予約をしていくという形になっていくと思いますので、予約制度の中でできるだけばらつきがないといいますか、一時期に集中することがないようにして頂くことだと思います。
記者 医療機関によっては電話が殺到してなかなか厳しい状況にあるというところもあるんですけど、それは現場で解消していくしかないということでしょうか。予約という対応で。
政務官 先ほど患者発生数、これも地域による違いとか色々申し上げましたけども。基本は地域の発生状況、もちろん年齢別人口、地域によって違いがあるということは否めないことだと思いますので、現場で判断という形が最優先されるものだと思います。
(ここで「高齢者医療制度改革会議」の質問が入ったので中略)
記者 ワクチンなんですけど355万回分という話で、これは当初のワクチン予定数より多くなったということでしょうか?
政務官 いえ、同じです。
記者 じゃあ予定と変わらないんですね。