財務官僚の提唱する新しい医療提供の形 ~『現場協議会より』
3階部分が、経済原理を超えたボランタリーな世界。寄付・参加・出資ということ。地域での健康というか地域での価値保証のためにボランタリーなお金が出てくる。
日本は寄付がアメリカに比べて圧倒的に少ないわけだが、それをいかに促進するか。中でも寄付への優遇税制の拡充ということが重要になってくる。
それを確保するために、医療システムにおける公益をきちんと定義する。そして、優遇は拡大する。それから、寄付の効果を保証する基金の仕組みを作ったらどうか。
こういった基金を作って一定のメニューを作って各病院にも基金支部を置いてメニューに即して寄付をなされたものには税制での優遇を認める。そういう仕組みを考えるべき。
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