村重
「厚労省がくだらないルールを次々増やしてきたのを、どうして患者さんや国民が知らないかと言うと、現場のお医者さんたちが体を張ってくい止めてきたからです。お医者さんたちをイジめてという話がありましたけど、現場のお医者さんたちが体を張って患者さんたちを守ってきてくれたから、くだらないルールのデメリットが患者まで到達してないんですよ、まだ。全部現場の医者が吸収してきたから。でも、そろそろ限界に来ていて」

長尾
「そうそう。日本医師会でそれを講演してくださいよ。拍手喝さいですよ。本当に先生のおっしゃる通りなんです。医者が吸収してるんです」

村重
「それを、そろそろ限界ですよと国民に知っていただかないと、ある日堰を切ったように国民にデメリットが押し寄せることになる」

長尾
「それを誰がどういう形で言うかというのは非常に難しくて、上先生もご苦労なさってるわけで、上先生のライフワークもその辺にあるんじゃないかと想像しますけど、伝え方って本当に難しいなと思いますね。医学的なことももちろん大事だし。難しいですね、乖離がありすぎて。みんな最高の医療を受けられると思ってて、でも大学病院で人が院内感染で死ぬなんてケシカラン、こんなヤツらは皆逮捕じゃーと言うわけですよ。ねえ」