国内未承認の抗がん剤を迅速に保険適用へ
厚労省の説明、質疑の模様は以下の通り。
■ 厚労省課長の説明①
[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
それでは次に、「医療保険における革新的な医療技術の取扱いに関する考え方について(その8)」について議論したいと思います。事務局(保険局医療課)より資料が提出されていますので、事務局よりご説明をお願いいたします。どうぞ。
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[保険局医療課・鈴木康裕課長]
医療課長でございます。私の方から(資料)「中医協 総─3」についてご説明を申し上げます。
今、会長の方からございましたけれども、この「医療保険における革新的な医療技術の取扱いに関する考え方」について、過去7回議論させていただきました。メディカル・イノベーションという関連でございます。
本来であれば年度内に、過去議論させていただいたことをまとめる予定でございましたけれども、中医協が開催されなかった等々の理由で少し遅れておりまして申し訳ございません。今回、8回目でございます。
過去の議論におきましては、ここにまとめられているようなことも含めて、基本的には医療の安全性に十分配慮しながら、ドラッグ・ラグ、デバイス・ラグの対応、それから日本初のそうした技術への支援ということについてどういうふうに考えるか、ということについてご議論をいただきました。
【目次】
P1 → 厚労省課長の説明①
P2 → 厚労省課長の説明②
P3 → 厚労省課長の説明③
P4 → 「非常に進歩したと評価したい」 ─ 嘉山委員
P5 → 「審査の効率化、重点化はいい」 ─ 小林委員
P6 → 「現在の評価基準を総会で議論して」 ─ 安達委員
P7 → 「公正性を担保するような制度にして」 ─ 花井委員
P8 → 「お金を払えば受けられるようになるのか」 ─ 西村委員