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ニュース〜医療の今がわかる

地域完結型医療の実現を目指して

須古先生資料-01.jpg 医療連携が進んでいる地域にはどのような特性があるか。(新井裕充)

 2008年4月8日に開催された厚生労働大臣直轄の会議「安心と希望の医療確保ビジョン」の第6回会合で、済生会熊本病院の須古博信院長(当時)が意見を述べた(出典:同会議の資料、および議事録)。

【厚生労働省医政局】
 ただいまより「安心と希望の医療確保ビジョン」第6回会議を開催いたします。本日はご多忙のところをご参集いただきまして、誠にありがとうございます。本日は地域医療についてのヒアリングということでございます。地域医療に従事されている3名の先生方からヒアリングを行わさせていただきます。(中略)

 ありがとうございました。それでは続きまして、須古先生にお話をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

【済生会熊本病院院長】
 済生会熊本病院の須古でございます。「地域連携医療の実現を目指して」ということでお話をさせていただきます。地域医療といっても場所や、まさに地域の定義そのもので変わってきますが、今日私がお話するのはどちらかというと都市型の連携医療について、熊本の例をご紹介したいと思います。

須古先生資料-02.jpg

 話の内容としては現在の熊本の連携医療の現況がどのような具合いになっているかということと、病診、病病連携の課題がいくつかありますので、それを提示させていただき、それに対してどう対応していくかということで、お話を進めさせていただきたいと思います。
 

【目次】
 P2 → 熊本市内の連携医療の特徴
 P3 → 熊本市内の病院環境
 P4 → 入院患者数比較
 P5 → 「自己完結医療」から「地域完結医療」へ
 P6 → 連携パスの動向
 P7 → 今後の病診(病)連携の課題
 P8 → 連携ネットワークの質の管理
 P9 → 連携医療とは
 P10 → 今後の対策

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