:2015年以降の記事は順次公開していきます
情報はすべてロハス・メディカル本誌発行時点のものを掲載しております。
特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。
本人の同意なしに患者情報を知らせるのか?
多くの国民から不安視されながら昨年12月6日に強行採決で成立した特定秘密保護法。色々と心配なことはあるにしても医療と関係する話ではない、と思っている方も多いかもしれません。しかし、施行されれば極めて深刻な問題をひき起こす可能性があります。
今年も一年、読者の皆様には大変お世話になりました。感謝を申し上げます。私にとって国会議員から一度退くという大きな転機の年になりましたが、もう一つ、忘れられない大きな出来事がありました。私の政策秘書の鈴木明美さんががんで亡くなったことです。
介護保険について、自己負担の増額や特養入所要件の厳格化など、利用者にとって厳しく聞こえる改革案がニュースになっていますが、私はこのような痛みを強いる改革で制度を延命させるより、原則的には医療保険に一本化すべきだと考えます。
参院選が終わってから色々考えてきましたが、多くの方のご意見もいただき、できる限り早期の国政復帰をめざすことにしました。それまで大阪大学や日医総研で医療政策等を議論したり、地方に出かけて多くの人たちの話を聴いたりして、政治家としての力を蓄えていきます。