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特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。

ハート・リング運動専務理事 早田雅美
読者から、よくお電話をいただくことがあります。多くは認知症のご家族を持った方で、「どうも最近家族の様子がおかしい」「家族が認知症という診断を受け、薬も出されて帰って来たものの、受け容れられず苦しんでいる......人にも言えない」という内容です。
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
12月6日に開催する予定の認知症フォーラムで、シンガーソングライターの谷村詩織さんが、「ハート・リング運動」応援ライブを行ってくださる予定です。今回、お父様の谷村新司さんからも、認知症やその不安を抱える皆さんへの応援メッセージをいただくことができました。

110-2-1.jpg長く、がんは遺伝子変異によって起きると考えられてきました。しかし近年、特徴的な変異がなくても発生するタイプのがんもあることが分かってきました。その原因となるのが「エピゲノム」の異常で、その異常は慢性炎症によって起きやすくなります。

109-2-1.jpg乳がんは、手術後に放射線照射した方が長期生存率を上げられます。しかし、乳房への放射線照射は皮膚炎につながり、生活に支障をきたしがちです。この治療中の不快さを和らげる専用インナーウェアが、がん研究会と東レによって共同開発され、実用化目前です。

107-1-1.jpg 生活習慣病は、基本的に自覚症状がありません。それなのに病気扱いされるのは、心血管疾患(狭心症や心筋梗塞)や脳卒中など、命に関わる発作のリスクが高くなっているからで、なぜリスクが高くなっているかと言えば、血管が傷んでいるからです。
監修/木村健二郎 聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科教授

106-1-1.jpg 糖尿病になると、動脈硬化が進むだけでなく、末端の毛細血管も傷みます。そして、それが様々な症状となって現れます。なかでも糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害が、3大合併症として知られています。
監修/小田原雅人 東京医科大学主任教授

「STAP細胞」が世界の注目を集めた背景には、再生医療への強い期待があります。人工多能性幹細胞(iPS細胞)から色々な臓器の細胞ができたと報じられ、実用化も近いような雰囲気を醸し出していますが、現実問題として広く臨床応用されるようになるのは、まだまだ遠い未来の話と思われます。「立体構造を持ち、機能する臓器」の作製が、大きな壁として立ちはだかっているからです。
(九州メディカルライター 南家弘毅)

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