選択授業 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2009年03月29日 16:42 |
早いもので、専門学校の講師業も三年目になりました。
最初、医療秘書の教科を担当させていただく予定が、
蓋を開ければ「病院管理論」や「保険制度」になり、
初年度後半からは、診療情報管理学科の二年生と「医療管理」を学びました。
そして、二年目の昨年は、1年生から3年生までの授業を縦断し、
卒業研究のテーマも共に勉強しました。
一方で、自分の患者体験を話す機会もありました。
入院前の最終打ち合わせでは、
4月から従来の幼児・保育分野と診療・医療情報分野が合体する組織改変下で、
診療情報管理学科の2年生と3年生の授業を担当するということでした。
(ここまでは問題なく、早く回復したい一心で入院に突入したのです)
ところが、退院翌日の朝一番に電話。
従来の選択授業の内容を一新し、
『異文化コミュニケーション』を追加するのでよろしく、
という寝耳に水、、、、の事態。
選択授業って何よ?
びっくり飛び起きて、出かけた打ち合わせでは、「シラバス、よろしく~ハイ!」と、
ブランクのフォーマットを渡されました。
2時間/週、通年をどのように進めるのか、
なんとも無謀だなァ、これって、ゼミみたいなものらしい(←今に至っても、よくわかっていない)のですが、要は選択希望者がいなければ成り立たない、
で、どうせシラバス作成を任せてもらったなら、“選ぶな、選ぶなよ~”、と念じて内容を意地悪くしました。
(意地悪いというのは、学習者の主体性に任せる授業にするということです。短い経験から、これが一番の苦手みたいに感じるので)
とはいえ、ここ数日、かつての外資系でトレーニングした『Working with Americans』やディベート、国際秘書英語、NHK英語テキスト、外国人医療の言語サポート研究会の資料、関連書籍、
さらに病院勤務で使用した外来診療案内や問診票の外国語バージョンファイル、医事課スタッフと自主的学習した外来窓口で使える英会話などの資料を探し出して“う~ん、ムリ!”と唸っています。
たぶん、技能や外国語そのものではなく、春の初めての医療機関実習で、「日本語が通じなかった」と漏らす学生の体験を振り返ること、コミュニケーション・ギャップから生じる医療事故の実例などに及べればなあと思うのですが、
さて成り立つかどうか、、