「いのち」の大切さや自分の生き方を考えてもらうきっかけづくりとして、
中学生を対象に、医師と患者(元・患者)の2名をメイン講師として平成23年度から実施している授業です。
異なる立場ながら、日々「いのち」と向き合っている講師の思いや考えをじっくりと聴いてもらい、自分のこととして考えてもらいたい。人生のヒントになることが見つかるかもしれないし、将来、医師や看護師などの医療従事者を志す生徒が出てくるかもしれない。日常生活の中で活かすことのできるものを見つけてもらえたらそれで良いのではないだろうか。そんな思いから始まった企画です。
令和5年度終了時点で13年が経過し、都内57校、千葉県内1校、埼玉県内1校、合計59校で19,000人あまりの生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。コロナ禍の中でも着実に活動を継続し、令和4年度には小笠原村の2中学校を対象とする完全リモート授業も展開した実績を有します。令和6年度も実施の方向で検討しているところです。
皆様 大変ご無沙汰をいたしております。
コロナ禍の中、特にお伝えすることがないまま3カ月振りの更新となってしまい、申し訳ございません。
6月に入り、今年度9月からの実施に向け、少しずつ動き始めております。
6月2日(水)には、関係者が一堂に会し、と言いましてもリモート会議形式でしたが、今年度実施方針を改めて確認いたしました。メインテーマは、今年度から患者側講師をお引き受けいただく鈴木美穂氏のお話の内容に関し、構成をご説明いただくことでした。
講演経験もご豊富ですので、色々な引き出しをお持ちのようで、その中から組み込むことのできる材料をご提示いただき、皆さんにご意見をうかがう形となりました。
まだ絞り込むところまでは進んでいらっしゃらないようでしたので、7月末までにスライドを含めご準備いただくようにお願いをいたしました。
他に昨年度からの変更点としては、事前学習用に準備するワークシートの内容を私が再検討し後日皆さんにご提示すること、および講師紹介ビデオの再制作の2点になるかと思います。
ワークシートの方は、学校側から「時間を持て余す」「テーマがぼんやりしていて取り組みずらい」等の意見が出されたりもしましたので、再考することといたしました。
講師紹介ビデオは、阿南さんから鈴木さんにバトンが渡りましたので、当然再制作ということになります。
6月中の動きとしましては、18日(金)に先延ばしとなっていた八王子市立いずみの森義務教育学校の校長先生とお会いしてお話をさせていただき、学校側からのご質問等にもお答えすることができました。
八王子市立第六小学校と第三中学校を母体とし、平成24年度から小中一貫校いずみの森小中学校第六小学校第三中学校を経て、令和2年度に義務教育学校として開校したとのことです。
学校の設備・教育環境は他に類を見ないくらい充実しているようで、1~9年生まで全生徒に1人1台パソコンが利用できる環境が整っており、平常の授業でも効果的に導入されているようです。
10月23日(土)2~3時限での実施予定でしたが、小中合同の行事も同日に入ってしまったとのことで、1時間前倒しして1~2時限で実施することとなりました。9月に入ってから再度学校訪問をいたしますが、念願だった校長先生へのご挨拶を済ませることができ、ホッとしているところです。
21日(月)には9月18日(土)実施の武蔵村山市立第五中学校、25日(金)には9月11日(土)実施の大田区立矢口中学校を訪問し、授業を拝見しつつ、体育館での会場・機材確認を実施することになっております。
令和元年度までは、この時期には最低その年度の実施校1校においては授業が終了していることがほとんどでしたが、昨年度と今年度は1学期に実施するのはほぼ不可能な状況ですので、具体的に実施報告等をさせていただくこともできず、「何も書くことがない」状態が続いておりました。
ようやく動きが活発になりつつありますので、今後は可能な限り記事の更新に努めたいと考えております。
今年度もご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
前回から時間が空いてしまい、申し訳ございませんでした。
首都圏の緊急事態宣言もようやく解除させることとなりましたが、一人ひとり油断をしないことが大切だと思います。
令和3年度も学校教育への影響は避けられないと考えますが、今年度経験したことを踏まえての対応になるでしょうから、極端に感染者数が増加したりしなければ、何とか乗り切れるのではないでしょうか。
そんな中、令和3年度「いのちの授業~がんを通して」実施校が決定いたしましたので、ご報告申し上げます。
結果的には4校での実施となりました。5校目も調整作業は試みたのですが、1学期にリモートでの実施希望であったり、対面とリモートの制限がかかっていたりと、令和3年度での実施は厳しいと判断せざるを得ず、令和4年度に優先的にお話を差し上げることといたしました。いずれの学校も、過去に実施していただいた校長先生がおられますので、令和4年度に向けての明るい材料と前向きに捉えたいと考えております。
以下に令和3年度の実施校と実施時期を記載させていただきます。
9月11日(土)2~3校時 大田区立矢口中学校第2・3学年280名程度(今年度実施予定だった学校です。過去に実施した中学校に養護教諭として勤務されていた先生の現任校<養護教諭>で、「がん教育」としての実施になります。)
9月18日(土)2~3校時 武蔵村山市立第五中学校第3学年200名程度(過去に実施した小中一貫校の中学校に副校長として勤務されていた先生の現任校<副校長>で、「がん教育」としての実施になります。)
10月23日(土)2~3校時 八王子市立いずみの森義務教育学校第8・9学年200名程度(今年度八王子市ではかなり厳しい規制がかかっておりましたが、卒業式も通常通り実施予定であるし、対面で実施可能と考えているとのことでしたのでお受けいたしました。学校行事としての実施になります。)
11月6日(土)2~3校時 青梅市立泉中学校第3学年140名程度(今年度実施予定だった学校です。過去に実施した中学校で校長として勤務されていた先生の現任校<校長>で、「道徳授業地区公開講座」としての実施になります。)
9月のみ2週連続実施となりますが、まあまあうまい具合に散ったのではないかと思っております。我々にとって大変大きな財産になるのが、既に実施経験済みである方の現任校が大多数を占めるということです。前任校での実施に対するご評価が高かったからこそ、リピーターとして名乗りを上げてくださったわけで、10年継続してきたことへの信頼が培われてきているのだと考えております。
今後も細く長く活動を続けていきたいと思いますので、令和3年度もお力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様、こんにちは。
2日遅れでの更新となってしまい、申し訳ありません。
立春を過ぎたこともあってか、この週末、東京地方では昼間はかなり暖かさを感じる気候となっています。このまま一気に春を迎えることはないのだろうと思いますが、寒いよりは暖かさが感じられる方が気持ち的にもありがたいですよね。緊急事態宣言が延長されることとなり、気分的には暗いという方々も少なくないと思われますので、季節の春の訪れと共に皆様に少しでも良い運気が巡ってくるようにと祈るばかりです。
さて、令和3年度の「いのちの授業~がんを通して」に関する応募状況ですが、現在までに3校からのお申し込みをいただきました。そのうち2校は、今年度コロナウイルスの影響からやむなくご辞退された学校ですので、我々といたしましても最優先で処理をさせていただき、令和3年度実施を決定させていただいております。
もう1校は、過去に実施した学校で副校長をお務めであった先生の現任校で、熱いラブコールを送っていただきました。リピーターと申し上げると失礼な部分もあるのですが、「いのちの授業~がんを通して」は、そういった方々に支えられてきており、大変にありがたいお申し出であると感謝申し上げる次第です。ただ、ご担当されている方は現在も副校長先生でいらっしゃいますので、やはり一度校長先生と直接お話をさせていただきたいと思っており、2月15日(月)にお時間を頂戴することとなっております。
実は、残り2校となっている中で、とある自治体の学校からもお申し込みが入る可能性があるのですが、制約が厳しい所ですので、うまく折り合いをつけることができるのかどうか、現時点では校長先生もかなりお悩みになっていらっしゃるご様子であると推察いたしております。
2月の第2週を迎えることとなりますので、令和2年度実施に関して関心をお寄せくださった学校を中心に、もう少し働きかけをして参りたいと考えております。
コロナウイルスという未知の敵と闘いつつ、何とか5校の枠を満たすことができるといいなあと願っております。
皆様
改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年1回目の投稿となります。
1月6日(水)に関係者一同でリモート会議を実施し、令和2年度の総括と令和3年度実施方針確認をいたしました。
令和3年度は、患者側講師に鈴木美穂氏を迎え、新たな体制で取り組んで参ります。
コロナウイルスの勢いが止まらず、来年度も今年度同様苦難の道が待ち受けていると覚悟しておりますが、「いのちの授業~がんを通して」は歩みを止めることなく前進していく所存です。
さて、以下に標記の件に関しますお知らせを告知させていただきますので、ご希望があります場合には、各校で条件等をよくご検討いただき応募くださいますようお願い申し上げます。
中学校校長 各位
謹啓 厳寒の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も10年が経過し、都内45校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計47校で約16,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。
このたび、下記の通り『令和3年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。
1 主催 株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
2 協賛 大塚製薬株式会社
3 実施対象校数 中学校5校
4 実施対象学年 個別学年または2学年合同(実施可能生徒総数は300名程度までと
なります)※例年、全学年での実施をお受けしておりましたが、
令和3年度はコロナウイルス対策として、全校生徒数が300名程度
の場合を除いて、全学年での実施は見送らせていただきます。
5 実施時期 9月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とし
ます)※例年、第1学期にも実施しておりましたが、令和3年度
はコロナウイルス対策として、第1学期での実施は見送らせてい
ただきます。
6 実施方式 体育館等での対面方式で実施いたします。コロナウイルス対策と
して、椅子に着席した状態で生徒間前後左右約1メートルの間隔
を確保できることが条件となります。なお、リモート形式での実
施はお受けいたしかねますので、ご了承ください。
7 必要時数
①事前学習 1校時
②「いのちの授業~がんを通して」2校時
③事後学習 1校時
8 講師
①医療従事者側講師 久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック
理事長)
②患者側講師 鈴木美穂(元・乳がん患者、認定NPO法人 マギーズ東京
共同代表理事)
③進行役 川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)
9 問い合わせ先
川口 利(03-5771-0074、090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp)
10 実施希望申込受付期間 令和2年1月21日(木)~令和2年2月19日(金)
11 実施希望申込方法
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
12 実施希望申し込みメールへの記載内容
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)
13 留意事項
①7-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前
学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「12-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月
中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさ
せていた だいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご
了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あ
らかじめご了承ください。
ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「9-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。
講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 こんにちは。
本格的な冬の到来を迎えますが、お変わりありませんでしょうか?
投稿が月に1回ペースとなってしまっており申し訳ございません。
さて、他業務との兼ね合いからだいぶ長いお時間をいただいてしまいましたが、10月24日(土)に授業を実施した東村山市立東村山第四中学校のアンケート結果がまとまりましたのでご報告いたします。
東村山市立東村山第四中学校アンケート結果
既にお伝えしてある通り、今回授業に参加したのは2年生と3年生です。
特筆すべきことは、事後アンケートの7番に関してです。『「いのちの授業~がんを通して」を受けた後で、授業のことを誰かと話しましたか?』という質問に対して、(1)家族と話した (2)友達同士で話した (3)学校の先生と話した (4)その他<誰と話したか( )に書いてください>( ) (5)誰とも話していない
の中から該当するものに〇を付ける(複数回答可)というものです。
通常、(5)の誰とも話していないの割合が少なくとも3割程度はあるのですが、今回は2年生が27.5%、3年生が20.2%で、たくさんの生徒さんが誰かとシェアしてくれたことが分かります。もちろん、授業の最後に私からも「今日の授業のことを誰かとシェアしてください。ご家族でも友達でも学校外の仲間でもいいです」と呼びかけてはいるのですが、多い時はある学年で半数近くが(5)に〇を付けたりということもありましたので、今回は非常に皆さんの意識が高いという見方になるかと思います。
コロナ禍で3校のみ、しかもどの学校でも制約がある中での実施となった今年度でしたが、今回の結果は他の質問に対する事前・事後比較も含め、非常に満足のいくものとなりました。「いのちの授業~がんを通して」10年終了を無事に迎えることができ、ホッといたしました。
前回の記事でお知らせした通り、患者側講師の阿南里恵氏が今回を最後に講師の任から外れられますので、新たな講師である鈴木美穂氏をお迎えし、来年度どのように展開していくのか、今後の課題となります。現状から考えると、来年度も通常の形式で実施することは困難であると予測されますので、募集の段階からこれまでとは違った取り組みをする必要がありそうです。
関係者一同での打ち合わせを年明け早々に実施いたしますので、方針等が決まりましたらお知らせさせていただきたいと存じます。
本年も1年間ご声援を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
皆様 こんにちは。
11月5日更新予定の記事が抜けてしまい、申し訳ございませんでした。
10月24日(土)に東村山市立東村山第四中学校で今年度最後の「いのちの授業~がんを通して」を実施いたしました。
1校目の大田区立糀谷中学校では1・2年生が体育館で参加、2校目の八王子市立南大沢中学校では全校生徒が参加はしましたが、対面での実施は1クラスのみ、残り5クラスはリモート参加、そして東村山市立東村山第四中学校では2・3年生が体育館で参加ということで、コロナ禍における制約の多い中での3校実施となりました。
東村山第四中学校では、全体の進行を生徒会長が務めてくれ、生徒代表からのお礼の言葉もとてもしっかりした挨拶となっており、感動を覚えました。校長先生のご方針で、可能な限り生徒たち自身に色々なことを経験させるようにされているとのことでした。
実は、今回が患者側講師を務めていただいていた阿南里恵氏にとって最後の授業となってしまったのです。コロナ禍の中、ご結婚後生活拠点とされる予定だったイタリアから日本に戻られ、日本で仕事を見つけられたのですが、土・日は勤務日に当たるため「いのちの授業~がんを通して」の担当が不可能になってしまったとのことで、関係者一同非常に残念な気持ちでいっぱいです。もちろん、復帰できる日が来れば喜んでお迎えするつもりではおりますが、来年度の講師を別の方にお願いすることとなり、当日の授業を見学していただきました。
来年度からは、鈴木美穂さんとおっしゃる方にご担当いただきます。「がんになった人とその家族や友人などが、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、がんに詳しい友人のような看護師・心理士などに、安心して話せる場」(マギーズ東京ウェブサイトから転載)である認定NPO法人「マギーズ東京」という組織の共同代表をお務めです。阿南氏と同様、お若い時に「がん」を経験され、講演等にも意欲的に取り組まれている方ですので、ご自身の経験に基づく貴重なお話を聴かせていただけるものと期待しております。
新年度も実施方向で準備を進めてはいくのですが、コロナ感染が拡大している中、どのような対応を迫られるのか、教育現場の意向が気にかかるところです。
続きまして、10月3日に実施した八王子市立南大沢中学校のアンケート結果をご紹介しておきます。
何とか乗り切った今年度でしたが、来年度も通常実施は難しいのかもしれません。しかしながら、「いのちの授業~がんを通して」の灯を絶やさないよう、最大限の努力をしていきたいと考えております。
引き続きまして、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様 こんにちは。
今日は、東京地方では爽やかな秋晴れとなっています。
さて、9月12日(土)に実施した、大田区立糀谷中学校の生徒アンケート結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
以下に結果を表示させていただきます。
元々1・2年生のみの実施予定であり、3年生は英語のトライアルテストが入っており参加できないことになっていたのですが、そちらは中止となったものの、コロナウイルスの影響で全学年での実施は叶いませんでした。校長先生からのコメントにも「3年生が授業を受けていたら、どんな結果になったのか、それが心残りだ」といった内容が記されていました。
結果全体からは、実施前と実施後で生徒さんの反応にかなりはっきりとした差異が見られ、真剣に取り組み、考えてくれたことがうかがえます。
ただ、1年生の4割が誰とも授業のことを共有してくれておらず、その点は大変残念に感じております。
今週の土曜日24日に、今年度最後の「いのちの授業~がんを通して」を東村山市立東村山第四中学校で実施いたします。
皆様 こんにちは。
更新の日がズレてしまい、申し訳ございません。
先週の土曜日、10月3日に標記の学校にて「いのちの授業~がんを通して」を実施いたしました。
実は、準備段階から色々とあり、今までで一番気を遣ったかもしれません。
全校で6クラスしかないものの、市の方針で「50分を超える集会は1クラスでの実施のみ認める」ということになってしまっており、対面での実施は1クラス、残り5クラスは各教室でテレビ視聴での参加になることは、前回の記事でご紹介いたしましたが、さらに、医療従事者側講師の久住英二氏に当日の午後外せない業務が発生してしまい、南大沢からでは指定時刻に間に合わないことから、急遽リモート出演ということになったのです。
3日前の水曜日に急遽学校に連絡を入れましたが、夕刻過ぎになっていたため、実際の調整は木曜日の朝からとなってしまいました。生憎、直接担当されている先生がその日は不在であり、準備そのものは金曜日一日で済ませるしかない状況となったのです。
金曜日の朝になって分かったことは、八王子市の通信セキュリティーが非常に厳しく、学校の校内LANシステムに学外からアクセスするためには教育委員会の許可が必要なこと、これまで実施したことのない形態であることから、接続実験等をしておく必要があることでした。
教育委員会の許可は学校が申請するものなので学校側に対応を依頼、私の方は、自分のPCとWi-Fiモデム等を携え、午後一番で学校を訪問し、接続実験等に臨むことになりました。
まずぶつかったのが、使用予定のMicrosoft Teams(以下、Teamsと記載)へ外部からアクセスするためのURL発行でした。これも学校側のホストPCが発行するものなので、学校側に発行してもらったところ、1回目に作ったURLはアクセス不能となり、試行錯誤の末に再度発行してもらったURLでアクセスすることができ、第1段階はクリア。次にTeams上での映像や音声の確認、さらに使用予定スライドの外部からの共有確認を済ませ、URLは期限付きであることから、明朝朝8時半に「いのちの授業~がんを通して」本番用のURLを発行してもらうことになり、問題なく実施できそうだという確信を得て学校を後にしました。
ところが当日朝、URLがうまく発行できずに準備時間の1時間目終了ギリギリまで作業が長引いてしまったのです。URLは学校側で発行するしかないものですので、URLが発行できなかった場合に備え、久住氏と私の間でTeamsを繋いで、久住氏の音声を私のPCから出す準備をしました。最終的には学校側発行のURLで久住氏が外からTeamsに入ることはできたのですが、今度は学校側の校内LANの接続状況が極めて不安定で、映像が止まってしまったりスライドがうまくページ送りできなかったりという問題が発生。時間は、既に「いのちの授業~がんを通して」予定の2時間目に入ってしまっており、担当の先生が必死の思いで機材調整を試みるもLANは直ぐにダウン、このままスライドなしで声のみで実施するしかないかと覚悟を決めながらも、私が持ちこんでいたWi-Fiモデムで何とか回線を確保できないかと持ち掛け、ホストPCの使用を諦め担当の先生の個人PCに接続を変更、学校のPCでは使用できない私のWi-Fiモデムを個人PCに接続させ、久住氏の映像が止まる現象は見られるものの、音声は明瞭に聴き取れること、スライドもスムーズに送れることが確認され、予定時刻から25分遅れで「いのちの授業~がんを通して」がスタートしたのでした。
本来ですと、私が導入部分を7分程度担当し、「いのちの授業~がんを通して」の目的を話したり生徒さんに三択問題を出して手を挙げてもらったりもするのですが、とにかく余分な所を極力省いて、かなり高速で要点のみ話し終え、久住氏にバトンを渡しました。会場である音楽室で参加していた生徒たちにはスライドの動きもスムーズに見えたのですが、教室から参加した生徒たちには少し遅れて反映されるスライドと私の話がズレて聞こえたかもしれません。
久住氏、阿南里恵氏の順番で、特に急ぐこともなくいつも通りに担当パートを話し終え、質問・感想も4人だけではありましたが、会場から1名、教室から3名が発表してくれ、何とか無事に終えることができました。
これまで実施した中で一番ハラハラ、ドキドキしましたが、準備段階では学校側が解決しなければならない問題が発生してしまったため、こちらではどうしようもなく待つのみとなってしまい、その間、問題が解決しない場合の方策をあれこれ探ることに時間を充てるしかありませんでした。
事前に充分な準備確認をしたつもりでしたが、このようなことも起こり得るのだなあと、改めて、万が一の場合に対する対応策もしっかりと考えておく必要があると胆に銘じた次第です。
現在、9月12日に実施した大田区立糀谷中学校からのアンケートを集計しつつ、10月24日東村山市立東村山第四中学校での実施準備を進めているところです。
皆様、お変わりありませんでしょうか? ついこの間まで厳しい残暑に見舞われていたかと思いきや、急に肌寒さを感じるようになってきました。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
20日に更新すべきところ、数日遅れてしまい申し訳ありません。
さて、今年度最初の「いのちの授業~がんを通して」が、9月12日(土)に大田区立糀谷中学校で実施されました。当日は小雨模様でしたが、猛暑からは逃れることができ、体力的にはかなり楽でした。
今年度は「いのちの授業~がんを通して」を実施できないかもしれない、という不安な気持ちもありましたので、実施できたことで何よりホッといたしております。
コロナウイルスの流行がなければイタリアからの中継となるはずだった阿南里恵氏が1年振りに直接会場入りし、対面で生徒さんたちに話をしてくださったことが何よりの収穫だったと思います。毎回同じ話を聴かせていただいている私ですら、久々の生出演に少々興奮気味となり、「やはり生のインパクトは凄い!」と感じさせられました。
残念ながら3年生は参加することができなかったのですが、皆さんとても真剣な態度で良く話を聴いてくれていましたし、最初の1人が出るまでに少々時間がかかりはしたものの、質問もたくさんしてくれましたので、生徒さんたちにも感謝したいと思っています。
10月3日(土)の八王子市立南大沢中学校は全校で6クラスしかないのですが、市の方針で「50分を超える集会は1クラスでの実施のみ認める」ということになってしまっているようで、対面での実施は1クラス、残り5クラスは各教室でテレビでの参加ということになりました。
今までに経験したことのない形での実施とはなりますが、目の前の生徒さんたちに集中して取り組みたいと考えております。
皆様 こんにちは。
天気予報では少しグズツクはずだった東京地方ですが、多少の雷雨はあったものの、日中は照り返しが強い残暑の日々となりました。夜は、少し過ごしやすくなったようにも感じますが、まだしばらく暑い日が続くのでしょうか?
九州地方を含め、西日本では台風の影響も心配されるところです。
さて、コロナ禍で1学期には実施できなかった「いのちの授業~がんを通して」ですが、いよいよ9月12日(土)に大田区立糀谷中学校で今年度の初回を実施できる運びとなりました。
それに先立ち、先日学校を訪問し、生徒さんの授業風景を拝見したり、会場となる体育館や機材の確認を行ったり、関係の先生方との打ち合わせをしたりいたしました。
元々1・2年生のみでの実施でしたので、ソーシャルディスタンスを確保しても充分なスペースがあることも分かり、ホッとしているところです。
我々の話は、コロナではなく「がん」を通していのちの尊さや生き方を考えてもらうためのものになりますが、生徒さんたちからはコロナに関する質問も出てくるように思われます。
医療従事者側講師の久住さんは、だいぶテレビ等のメディアでもご活躍されておりますので、きっと生徒さんたちにも良いアドバイスがいただけるのではないかと期待をしておりますし、患者側講師の阿南さんはイタリアから帰国し生出演となりますので、生徒さんたちの心に訴える話をしてくださるものと楽しみな気持ちでいっぱいです。
昨年11月末に昨年度最終校で実施して以来となりますので、進行役を務めさせていただく私自身がやや緊張気味ではありますが、皆様にご満足いただけるよう精一杯力を尽くしたいと思っております。
皆様、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
当ブログは2カ月半ぶりの更新となってしまい申し訳ございませんでした。
7月中には実施の可否をご連絡いただけることになっていた学校からは、予定通り実施させていただくとのご回答をいただきましたので、8月5日に関係者でリモート会議を開き今年度の実施方針を確認いたしました。
まずは、再度、実施校と実施日に関するご案内をさせていただきます。
9月12日(土)2~3時間目 大田区立糀谷中学校、1~2年生約300名
10月3日(土)2~3時間目 八王子市立南大沢中学校 全校生徒約200名
10月24日(土)2~3時間目 東村山市立東村山第四中学校 2~3年生約300名
実施に際しては、3密を避け換気に充分配慮するなど、間違ってもクラスター発生源となるようなことが起こらないように学校側と慎重に準備を進めていく必要があります。幸い最大300名程度の人数で実施できますので、生徒間のスペースも充分に確保できると思われます。
実施内容等に関しては、昨年度からの変更はありませんが、既にお知らせした通り、阿南氏が帰国しておりますので、イタリアとの中継は必要なくなり、対面での実施となります。
現段階でコロナウイルス感染者が増加傾向にあることから、さらに事態が悪化すると東京都や市区町村教育委員会から差し止めがかかる恐れもあり、それだけは避けたいと願うばかりです。
8月25日(火)には、大田区立糀谷中学校を事前訪問し、生徒さんの授業の様子を拝見しつつ、学校側と詳細を打ち合わせることになっております。
何とか問題なく3校で実施できることを祈りながら、準備を進めて参る所存です。
皆様、こんにちは。
ようやく5月25日に緊急事態宣言が解除されましたが、いかがお過ごしでしょうか?
日中移動をしていると、電車等の交通機関は空いている感がありますが、夕方の帰宅時には、満員状態ではないにしても密状態に陥っているのが現状かと。私自身は、今のところ、所謂朝の通勤時間帯には動いておりませんが、やはり交通機関における密状態は不安を感じさせます。
投稿の方は4月20日以来となり、1カ月半間が空いてしまい申し訳ありませんでしたが、正直なことを申し上げますと、事態を静観するしかありませんでした。
実は、緊急事態宣言解除前に早々と1校のキャンセルが決まってしまい、かなり気落ちしました。2学期に実施する予定の学校だったのですが、やはり市区町村教育委員会の方針を無視するわけにはいかず、日程変更も検討されたようですが、最終的には「今年度実施見合わせ」という結論に達したようです。
緊急事態宣言解除後には「ようやく」という気持ちで他の4校に連絡を取り、各校の方針を確認させていただきました。
7月実施予定校を2校抱えるなか、どのような回答が届くか、落ち着かない気持ちで数日を過ごしました。残念ながら、4校中1校は今年度実施見送りとなりましたが、残る3校で実施させていただくことができればと願っております。7月実施予定校の中では、1校が実施見送り、もう1校は実施日を2学期に変更することができましたので、今後のコロナウイルスの状況を見守りたいと思います。
1つ良い知らせがあったのは、患者側講師を務めている阿南里恵氏が、本来は昨年イタリアで結婚されたことから生活基盤を同国に置かれる予定でしたが、ご存じの通りかなり大きな影響を受けているため、今月中に帰国されることとなったことです。
時差の問題やインターネット中継作業の課題が解決されますので、学校側と我々の準備も少し軽減されることになりました。
阿南氏を目の前にして話を聴くことができるチャンスを提供できることにはなったのですが、せっかくの機会も100%は活かすことができなくなってしまい、とても残念な気持ちです。
残っている3校中1校は、授業が正常化した後に実施可否の判断をしたいとのことで、ペンディング状態となっています。
7月には関係者一同で打ち合わせを開く予定でおり、2学期の実施校と協力しながら何とか前に進んでいきたいと考えております。
皆様 こんにちは。
全国に緊急事態宣言が出されてから数日が経過しましたが、今のところ感染者数が減る様子はありません。
令和2年度の「いのちの授業~がんを通して」も完全に出ばなをくじかれました。
3月末までに何とかすべての実施希望校を訪問させていただき、学校側からも大きな期待をお寄せいただいていたのですが、現段階ではなす術がありません。
正に緊急事態宣言が全国に拡大された4月16日(木)には、関係者一同の打ち合わせ会を予定していました。もちろん、先に発令された1都・1府・5県に対する緊急事態宣言を受けて、会合自体は見送ることを決定しておりましたが、「いのちの授業~がんを通して」は学校あっての事業ですので、学校再開の見通しが立たないなか、不安と焦りの気持ちは隠せません。
とは言うものの、学校が再開しても3密を避けなければならないことは自明の理であり、体育館に全校生徒が集まるイベントなど実現不可能と思える状況です。
最初の実施予定は7月初旬ですから、現状に鑑みて、これまで通りの形態での実施は極めて厳しいと考えざるを得ません。
いずれにいたしましても、学校が再開後、実施予定校への聴き取りを実施し、関係者で対応を決定していきたいと考えております。
今は、国民皆様のご協力のもと、事態が改善されていくことを祈るばかりです。
皆様におかれましても、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 こんにちは。
東京地方では、満開だった桜もそろそろ散り始めてきました。
1年かけて見事な花を咲かせた桜も、今年ばかりは見てくれる人々が......。
新型コロナウィルスの感染者は増える一方で、いつ収束を迎えることができるのか、本当に不安な日々となっておりますが、さりとて、私などは電車に乗るなと言われても無理な話ですので、とにかく自己防衛に努めるしかないのが現実です。
さて、前回の記事で、令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施校決定のお知らせをいたしましたので、今回は続報として、少し詳しく各校を紹介していきたいと思います。
大田区立矢口中学校 7月9日(木)午後 全校生徒対象 諸々の理由からやむを得ず平日実施となります。
八王子市立南大沢中学校 7月11日(土)午前 全校生徒対象
大田区立糀谷中学校 9月12日(土)午前 1・2年生対象 同一市区町村での複数校実施となりますが、こちらもやむを得ない事情によるものです。
青梅市立泉中学校 9月26日(土)午後 全校生徒対象
東村山市立東村山第四中学校 10月24日(土)午前 2年生対象
以上が前回お伝えした内容です。
大田区立矢口中学校 7月9日(木)午後 全校生徒対象
こちらの学校は、3年前に実施させていただいた学校で養護教諭(保健室の先生)として勤務されていた方が前年度異動された先です。前勤務校で好評だった当プログラムをぜひ現任校でもお願いしたいとのお申し出をいただきました。我々にとって、リピーターほどありがたい存在はないわけで、既に当プログラムの内容をご存じなわけですから、お互いにとって好都合であると言えます。実施希望日として出された土曜日が他校と重なってしまった関係上、4月最終週で調整をさせていただきましたが、生憎講師の予定と合わず7月での平日実施となりました。今になって思えば、4月最終週での実施は新型コロナウィルスの影響から実現不可能となった可能性が大きく、7月実施に落ち着いて良かったとは思いますが、実施できるのかどうか、祈るような気持ちで見守るしかない状況です。
八王子市立南大沢中学校 7月11日(土)午前 全校生徒対
こちらは、前年度実施希望を出されたものの、校数オーバーのため見送らせていただいた学校となりますので、令和2年度最優先で決定させていただきました。八王子市には中学校が38校もあり、当プログラムとしては4年目に八王子市立浅川中学校で実施させていただいたことがありますが、久し振りに八王子市にうかがうこととなります。浅川中学校の最寄駅は高尾駅、南大沢中学校の最寄駅は南大沢駅ですので、人口約58万人という大都市をはっきりと認識することができます。
大田区立糀谷中学校 9月12日(土)午前 1・2年生対象
こちらの学校は、大田区初の実施校として名乗りを上げてくださいました。矢口中学校と同じ区での実施となりますが、先に実施決定をさせていただいたのは糀谷中学校の方で、矢口中学校はリピーターによる実施希望であったことを考慮し、大田区での2校実施を決定させていただきました。当日、3年生は外部の試験を受けなければならないとのことで、大変残念ではありますが、1・2年生のみでの実施となりました。
青梅市立泉中学校 9月26日(土)午後 全校生徒対象
こちらは、校長先生がリピーターとなってくださいました。過去にも数校そのような例はありますが、我々にとって最もありがたいことです。初めて実施させていただく学校では、校長先生を含め関係の先生方への説明等、お互いに齟齬がないように時間をかけて丁寧に進めていく必要がありますが、一度実施していただいている校長先生の場合は、当時との相違点のみ説明させていただけばご理解いただけますので、事前段階での負担が軽減されます。当事業に委ねれば間違いないというお気持ちをいただけることで、我々も気持ちを引き締めて臨まさせていただくこととなります。
東村山市立東村山第四中学校 10月24日(土)午前 2・3年生対象
前回の記事では、2年生のみでの実施となっておりましたが、学校訪問時に校長先生とお話をさせていただいたところ、3年生にも参加させたいとのご意向をいただきました。こちらの学校は特別な背景を有しており、当プログラムを学校での取り組みの発展形として捉えていただいています。以下に、校長先生からいただいたメールを紹介させていただきます。
<引用開始>
本校では、第1学年で命の学習:「ユッコの贈りもの」講演会を実施しています。「ユッコの贈りもの」は、白血病で昭和55年8月(1980)に中学2年で亡くなった本校の生徒、鹿村由起子さんとご家族の闘病交換日記を中心にしたもので、後に書籍や映画にもなった作品です。由起子さんのお母様、ノリ子さんにお越しいただき、お話をしていただきました。事前学習をしっかり取り組み、生徒たちは皆真剣に聞いていました。この学習を踏まえ、第2学年でがん教育に関わる道徳授業を実施したいと考えています。
<引用終了>
きっと、より身近なこととして「いのちの授業~がんを通して」に取り組んでいただけるものと期待をいたしております。
昨年度の実施校所在地は、杉並区・中野区・西多摩郡瑞穂町・港区・調布市となっており、瑞穂町と港区が初実施の市区町村となりました。今年度は、八王子市を除き、大田区・青梅市・東村山市が初実施の市区町村となりますので、また新たな土地へ当プログラムを提供させていただけることに大きな喜びを感じております。
学習指導要領の中にも「がん教育」が盛り込まれるようになり、当プログラムをその一環として実施される学校もあります。我々は、当プログラム=がん教育、という捉え方は当初からしておりませんが、当プログラムは、平成27年3月に出された文科省の「学校におけるがん教育の在り方について 報告」に記載されている内容と概ね一致しており、学校側が「がん教育」と位置づけても差し支えないとは考えております。
ただし、我々は「がん教育」としてではなく、あくまでも「いのちの授業」として当プログラムを実施させていただいていることを再確認させていただきたいと存じます。
最後に、今年度10年目を迎えるにあたり、協賛企業としてご支援をいただいております大塚製薬株式会社の関係者の方々に改めて厚く御礼申し上げます。
新型コロナウィルスの影響がどこまで及ぶのか、はなはだ不安ではありますが、我々の方も自らの健康状態に留意しつつ準備を進めていきたいと思っております。
新年度も、どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様 こんにちは。
東京地方は暖かかったり少し寒かったりの繰り返しです。
先週金曜日には20℃超えになったかと思ったら、翌日土曜日の午後から夕方にかけては雪が舞うような始末。体調管理には気をつけたいものです。
さて、今月5日の記事は、実施校募集継続中であったことから見送らせていただきましたが、お蔭様で来年度の実施5校が決定いたしましたので、ご報告申し上げます。
実施日の早い順に記載させていただきます。
大田区立矢口中学校 7月9日(木)午後 全校生徒対象 諸々の理由からやむを得ず平日実施となります。
八王子市立南大沢中学校 7月11日(土)午前 全校生徒対象
大田区立糀谷中学校 9月12日(土)午前 1・2年生対象 同一市区町村での複数校実施となりますが、こちらもやむを得ない事情によるものです。
青梅市立泉中学校 9月26日(土)午後 全校生徒対象
東村山市立東村山第四中学校 10月24日(土)午前 2年生対象
実施校の詳細情報等につきましては、改めましてお知らせいたします。
取り急ぎ、無事5校での実施決定に至り、関係者一同ホッとしていることをご報告申し上げます。
前回から時間が空いてしまい、申し訳ございませんでした。
首都圏の緊急事態宣言もようやく解除させることとなりましたが、一人ひとり油断をしないことが大切だと思います。
令和3年度も学校教育への影響は避けられないと考えますが、今年度経験したことを踏まえての対応になるでしょうから、極端に感染者数が増加したりしなければ、何とか乗り切れるのではないでしょうか。
そんな中、令和3年度「いのちの授業~がんを通して」実施校が決定いたしましたので、ご報告申し上げます。
結果的には4校での実施となりました。5校目も調整作業は試みたのですが、1学期にリモートでの実施希望であったり、対面とリモートの制限がかかっていたりと、令和3年度での実施は厳しいと判断せざるを得ず、令和4年度に優先的にお話を差し上げることといたしました。いずれの学校も、過去に実施していただいた校長先生がおられますので、令和4年度に向けての明るい材料と前向きに捉えたいと考えております。
以下に令和3年度の実施校と実施時期を記載させていただきます。
9月11日(土)2~3校時 大田区立矢口中学校第2・3学年280名程度(今年度実施予定だった学校です。過去に実施した中学校に養護教諭として勤務されていた先生の現任校<養護教諭>で、「がん教育」としての実施になります。)
9月18日(土)2~3校時 武蔵村山市立第五中学校第3学年200名程度(過去に実施した小中一貫校の中学校に副校長として勤務されていた先生の現任校<副校長>で、「がん教育」としての実施になります。)
10月23日(土)2~3校時 八王子市立いずみの森義務教育学校第8・9学年200名程度(今年度八王子市ではかなり厳しい規制がかかっておりましたが、卒業式も通常通り実施予定であるし、対面で実施可能と考えているとのことでしたのでお受けいたしました。学校行事としての実施になります。)
11月6日(土)2~3校時 青梅市立泉中学校第3学年140名程度(今年度実施予定だった学校です。過去に実施した中学校で校長として勤務されていた先生の現任校<校長>で、「道徳授業地区公開講座」としての実施になります。)
9月のみ2週連続実施となりますが、まあまあうまい具合に散ったのではないかと思っております。我々にとって大変大きな財産になるのが、既に実施経験済みである方の現任校が大多数を占めるということです。前任校での実施に対するご評価が高かったからこそ、リピーターとして名乗りを上げてくださったわけで、10年継続してきたことへの信頼が培われてきているのだと考えております。
今後も細く長く活動を続けていきたいと思いますので、令和3年度もお力添えのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
皆様、こんにちは。
2日遅れでの更新となってしまい、申し訳ありません。
立春を過ぎたこともあってか、この週末、東京地方では昼間はかなり暖かさを感じる気候となっています。このまま一気に春を迎えることはないのだろうと思いますが、寒いよりは暖かさが感じられる方が気持ち的にもありがたいですよね。緊急事態宣言が延長されることとなり、気分的には暗いという方々も少なくないと思われますので、季節の春の訪れと共に皆様に少しでも良い運気が巡ってくるようにと祈るばかりです。
さて、令和3年度の「いのちの授業~がんを通して」に関する応募状況ですが、現在までに3校からのお申し込みをいただきました。そのうち2校は、今年度コロナウイルスの影響からやむなくご辞退された学校ですので、我々といたしましても最優先で処理をさせていただき、令和3年度実施を決定させていただいております。
もう1校は、過去に実施した学校で副校長をお務めであった先生の現任校で、熱いラブコールを送っていただきました。リピーターと申し上げると失礼な部分もあるのですが、「いのちの授業~がんを通して」は、そういった方々に支えられてきており、大変にありがたいお申し出であると感謝申し上げる次第です。ただ、ご担当されている方は現在も副校長先生でいらっしゃいますので、やはり一度校長先生と直接お話をさせていただきたいと思っており、2月15日(月)にお時間を頂戴することとなっております。
実は、残り2校となっている中で、とある自治体の学校からもお申し込みが入る可能性があるのですが、制約が厳しい所ですので、うまく折り合いをつけることができるのかどうか、現時点では校長先生もかなりお悩みになっていらっしゃるご様子であると推察いたしております。
2月の第2週を迎えることとなりますので、令和2年度実施に関して関心をお寄せくださった学校を中心に、もう少し働きかけをして参りたいと考えております。
コロナウイルスという未知の敵と闘いつつ、何とか5校の枠を満たすことができるといいなあと願っております。
皆様
改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年1回目の投稿となります。
1月6日(水)に関係者一同でリモート会議を実施し、令和2年度の総括と令和3年度実施方針確認をいたしました。
令和3年度は、患者側講師に鈴木美穂氏を迎え、新たな体制で取り組んで参ります。
コロナウイルスの勢いが止まらず、来年度も今年度同様苦難の道が待ち受けていると覚悟しておりますが、「いのちの授業~がんを通して」は歩みを止めることなく前進していく所存です。
さて、以下に標記の件に関しますお知らせを告知させていただきますので、ご希望があります場合には、各校で条件等をよくご検討いただき応募くださいますようお願い申し上げます。
中学校校長 各位
謹啓 厳寒の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も10年が経過し、都内45校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計47校で約16,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。
このたび、下記の通り『令和3年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。
1 主催 株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
2 協賛 大塚製薬株式会社
3 実施対象校数 中学校5校
4 実施対象学年 個別学年または2学年合同(実施可能生徒総数は300名程度までと
なります)※例年、全学年での実施をお受けしておりましたが、
令和3年度はコロナウイルス対策として、全校生徒数が300名程度
の場合を除いて、全学年での実施は見送らせていただきます。
5 実施時期 9月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とし
ます)※例年、第1学期にも実施しておりましたが、令和3年度
はコロナウイルス対策として、第1学期での実施は見送らせてい
ただきます。
6 実施方式 体育館等での対面方式で実施いたします。コロナウイルス対策と
して、椅子に着席した状態で生徒間前後左右約1メートルの間隔
を確保できることが条件となります。なお、リモート形式での実
施はお受けいたしかねますので、ご了承ください。
7 必要時数
①事前学習 1校時
②「いのちの授業~がんを通して」2校時
③事後学習 1校時
8 講師
①医療従事者側講師 久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック
理事長)
②患者側講師 鈴木美穂(元・乳がん患者、認定NPO法人 マギーズ東京
共同代表理事)
③進行役 川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)
9 問い合わせ先
川口 利(03-5771-0074、090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp)
10 実施希望申込受付期間 令和2年1月21日(木)~令和2年2月19日(金)
11 実施希望申込方法
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
12 実施希望申し込みメールへの記載内容
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)
13 留意事項
①7-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前
学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「12-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月
中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさ
せていた だいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご
了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あ
らかじめご了承ください。
ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「9-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。
講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 こんにちは。
本格的な冬の到来を迎えますが、お変わりありませんでしょうか?
投稿が月に1回ペースとなってしまっており申し訳ございません。
さて、他業務との兼ね合いからだいぶ長いお時間をいただいてしまいましたが、10月24日(土)に授業を実施した東村山市立東村山第四中学校のアンケート結果がまとまりましたのでご報告いたします。
東村山市立東村山第四中学校アンケート結果
既にお伝えしてある通り、今回授業に参加したのは2年生と3年生です。
特筆すべきことは、事後アンケートの7番に関してです。『「いのちの授業~がんを通して」を受けた後で、授業のことを誰かと話しましたか?』という質問に対して、(1)家族と話した (2)友達同士で話した (3)学校の先生と話した (4)その他<誰と話したか( )に書いてください>( ) (5)誰とも話していない
の中から該当するものに〇を付ける(複数回答可)というものです。
通常、(5)の誰とも話していないの割合が少なくとも3割程度はあるのですが、今回は2年生が27.5%、3年生が20.2%で、たくさんの生徒さんが誰かとシェアしてくれたことが分かります。もちろん、授業の最後に私からも「今日の授業のことを誰かとシェアしてください。ご家族でも友達でも学校外の仲間でもいいです」と呼びかけてはいるのですが、多い時はある学年で半数近くが(5)に〇を付けたりということもありましたので、今回は非常に皆さんの意識が高いという見方になるかと思います。
コロナ禍で3校のみ、しかもどの学校でも制約がある中での実施となった今年度でしたが、今回の結果は他の質問に対する事前・事後比較も含め、非常に満足のいくものとなりました。「いのちの授業~がんを通して」10年終了を無事に迎えることができ、ホッといたしました。
前回の記事でお知らせした通り、患者側講師の阿南里恵氏が今回を最後に講師の任から外れられますので、新たな講師である鈴木美穂氏をお迎えし、来年度どのように展開していくのか、今後の課題となります。現状から考えると、来年度も通常の形式で実施することは困難であると予測されますので、募集の段階からこれまでとは違った取り組みをする必要がありそうです。
関係者一同での打ち合わせを年明け早々に実施いたしますので、方針等が決まりましたらお知らせさせていただきたいと存じます。
本年も1年間ご声援を賜りましたことに厚く御礼申し上げます。
皆様 こんにちは。
11月5日更新予定の記事が抜けてしまい、申し訳ございませんでした。
10月24日(土)に東村山市立東村山第四中学校で今年度最後の「いのちの授業~がんを通して」を実施いたしました。
1校目の大田区立糀谷中学校では1・2年生が体育館で参加、2校目の八王子市立南大沢中学校では全校生徒が参加はしましたが、対面での実施は1クラスのみ、残り5クラスはリモート参加、そして東村山市立東村山第四中学校では2・3年生が体育館で参加ということで、コロナ禍における制約の多い中での3校実施となりました。
東村山第四中学校では、全体の進行を生徒会長が務めてくれ、生徒代表からのお礼の言葉もとてもしっかりした挨拶となっており、感動を覚えました。校長先生のご方針で、可能な限り生徒たち自身に色々なことを経験させるようにされているとのことでした。
実は、今回が患者側講師を務めていただいていた阿南里恵氏にとって最後の授業となってしまったのです。コロナ禍の中、ご結婚後生活拠点とされる予定だったイタリアから日本に戻られ、日本で仕事を見つけられたのですが、土・日は勤務日に当たるため「いのちの授業~がんを通して」の担当が不可能になってしまったとのことで、関係者一同非常に残念な気持ちでいっぱいです。もちろん、復帰できる日が来れば喜んでお迎えするつもりではおりますが、来年度の講師を別の方にお願いすることとなり、当日の授業を見学していただきました。
来年度からは、鈴木美穂さんとおっしゃる方にご担当いただきます。「がんになった人とその家族や友人などが、とまどい孤独なとき、気軽に訪れて、がんに詳しい友人のような看護師・心理士などに、安心して話せる場」(マギーズ東京ウェブサイトから転載)である認定NPO法人「マギーズ東京」という組織の共同代表をお務めです。阿南氏と同様、お若い時に「がん」を経験され、講演等にも意欲的に取り組まれている方ですので、ご自身の経験に基づく貴重なお話を聴かせていただけるものと期待しております。
新年度も実施方向で準備を進めてはいくのですが、コロナ感染が拡大している中、どのような対応を迫られるのか、教育現場の意向が気にかかるところです。
続きまして、10月3日に実施した八王子市立南大沢中学校のアンケート結果をご紹介しておきます。
何とか乗り切った今年度でしたが、来年度も通常実施は難しいのかもしれません。しかしながら、「いのちの授業~がんを通して」の灯を絶やさないよう、最大限の努力をしていきたいと考えております。
引き続きまして、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様 こんにちは。
今日は、東京地方では爽やかな秋晴れとなっています。
さて、9月12日(土)に実施した、大田区立糀谷中学校の生徒アンケート結果がまとまりましたので、お知らせいたします。
以下に結果を表示させていただきます。
元々1・2年生のみの実施予定であり、3年生は英語のトライアルテストが入っており参加できないことになっていたのですが、そちらは中止となったものの、コロナウイルスの影響で全学年での実施は叶いませんでした。校長先生からのコメントにも「3年生が授業を受けていたら、どんな結果になったのか、それが心残りだ」といった内容が記されていました。
結果全体からは、実施前と実施後で生徒さんの反応にかなりはっきりとした差異が見られ、真剣に取り組み、考えてくれたことがうかがえます。
ただ、1年生の4割が誰とも授業のことを共有してくれておらず、その点は大変残念に感じております。
今週の土曜日24日に、今年度最後の「いのちの授業~がんを通して」を東村山市立東村山第四中学校で実施いたします。
皆様 こんにちは。
更新の日がズレてしまい、申し訳ございません。
先週の土曜日、10月3日に標記の学校にて「いのちの授業~がんを通して」を実施いたしました。
実は、準備段階から色々とあり、今までで一番気を遣ったかもしれません。
全校で6クラスしかないものの、市の方針で「50分を超える集会は1クラスでの実施のみ認める」ということになってしまっており、対面での実施は1クラス、残り5クラスは各教室でテレビ視聴での参加になることは、前回の記事でご紹介いたしましたが、さらに、医療従事者側講師の久住英二氏に当日の午後外せない業務が発生してしまい、南大沢からでは指定時刻に間に合わないことから、急遽リモート出演ということになったのです。
3日前の水曜日に急遽学校に連絡を入れましたが、夕刻過ぎになっていたため、実際の調整は木曜日の朝からとなってしまいました。生憎、直接担当されている先生がその日は不在であり、準備そのものは金曜日一日で済ませるしかない状況となったのです。
金曜日の朝になって分かったことは、八王子市の通信セキュリティーが非常に厳しく、学校の校内LANシステムに学外からアクセスするためには教育委員会の許可が必要なこと、これまで実施したことのない形態であることから、接続実験等をしておく必要があることでした。
教育委員会の許可は学校が申請するものなので学校側に対応を依頼、私の方は、自分のPCとWi-Fiモデム等を携え、午後一番で学校を訪問し、接続実験等に臨むことになりました。
まずぶつかったのが、使用予定のMicrosoft Teams(以下、Teamsと記載)へ外部からアクセスするためのURL発行でした。これも学校側のホストPCが発行するものなので、学校側に発行してもらったところ、1回目に作ったURLはアクセス不能となり、試行錯誤の末に再度発行してもらったURLでアクセスすることができ、第1段階はクリア。次にTeams上での映像や音声の確認、さらに使用予定スライドの外部からの共有確認を済ませ、URLは期限付きであることから、明朝朝8時半に「いのちの授業~がんを通して」本番用のURLを発行してもらうことになり、問題なく実施できそうだという確信を得て学校を後にしました。
ところが当日朝、URLがうまく発行できずに準備時間の1時間目終了ギリギリまで作業が長引いてしまったのです。URLは学校側で発行するしかないものですので、URLが発行できなかった場合に備え、久住氏と私の間でTeamsを繋いで、久住氏の音声を私のPCから出す準備をしました。最終的には学校側発行のURLで久住氏が外からTeamsに入ることはできたのですが、今度は学校側の校内LANの接続状況が極めて不安定で、映像が止まってしまったりスライドがうまくページ送りできなかったりという問題が発生。時間は、既に「いのちの授業~がんを通して」予定の2時間目に入ってしまっており、担当の先生が必死の思いで機材調整を試みるもLANは直ぐにダウン、このままスライドなしで声のみで実施するしかないかと覚悟を決めながらも、私が持ちこんでいたWi-Fiモデムで何とか回線を確保できないかと持ち掛け、ホストPCの使用を諦め担当の先生の個人PCに接続を変更、学校のPCでは使用できない私のWi-Fiモデムを個人PCに接続させ、久住氏の映像が止まる現象は見られるものの、音声は明瞭に聴き取れること、スライドもスムーズに送れることが確認され、予定時刻から25分遅れで「いのちの授業~がんを通して」がスタートしたのでした。
本来ですと、私が導入部分を7分程度担当し、「いのちの授業~がんを通して」の目的を話したり生徒さんに三択問題を出して手を挙げてもらったりもするのですが、とにかく余分な所を極力省いて、かなり高速で要点のみ話し終え、久住氏にバトンを渡しました。会場である音楽室で参加していた生徒たちにはスライドの動きもスムーズに見えたのですが、教室から参加した生徒たちには少し遅れて反映されるスライドと私の話がズレて聞こえたかもしれません。
久住氏、阿南里恵氏の順番で、特に急ぐこともなくいつも通りに担当パートを話し終え、質問・感想も4人だけではありましたが、会場から1名、教室から3名が発表してくれ、何とか無事に終えることができました。
これまで実施した中で一番ハラハラ、ドキドキしましたが、準備段階では学校側が解決しなければならない問題が発生してしまったため、こちらではどうしようもなく待つのみとなってしまい、その間、問題が解決しない場合の方策をあれこれ探ることに時間を充てるしかありませんでした。
事前に充分な準備確認をしたつもりでしたが、このようなことも起こり得るのだなあと、改めて、万が一の場合に対する対応策もしっかりと考えておく必要があると胆に銘じた次第です。
現在、9月12日に実施した大田区立糀谷中学校からのアンケートを集計しつつ、10月24日東村山市立東村山第四中学校での実施準備を進めているところです。
皆様、お変わりありませんでしょうか? ついこの間まで厳しい残暑に見舞われていたかと思いきや、急に肌寒さを感じるようになってきました。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
20日に更新すべきところ、数日遅れてしまい申し訳ありません。
さて、今年度最初の「いのちの授業~がんを通して」が、9月12日(土)に大田区立糀谷中学校で実施されました。当日は小雨模様でしたが、猛暑からは逃れることができ、体力的にはかなり楽でした。
今年度は「いのちの授業~がんを通して」を実施できないかもしれない、という不安な気持ちもありましたので、実施できたことで何よりホッといたしております。
コロナウイルスの流行がなければイタリアからの中継となるはずだった阿南里恵氏が1年振りに直接会場入りし、対面で生徒さんたちに話をしてくださったことが何よりの収穫だったと思います。毎回同じ話を聴かせていただいている私ですら、久々の生出演に少々興奮気味となり、「やはり生のインパクトは凄い!」と感じさせられました。
残念ながら3年生は参加することができなかったのですが、皆さんとても真剣な態度で良く話を聴いてくれていましたし、最初の1人が出るまでに少々時間がかかりはしたものの、質問もたくさんしてくれましたので、生徒さんたちにも感謝したいと思っています。
10月3日(土)の八王子市立南大沢中学校は全校で6クラスしかないのですが、市の方針で「50分を超える集会は1クラスでの実施のみ認める」ということになってしまっているようで、対面での実施は1クラス、残り5クラスは各教室でテレビでの参加ということになりました。
今までに経験したことのない形での実施とはなりますが、目の前の生徒さんたちに集中して取り組みたいと考えております。
皆様 こんにちは。
天気予報では少しグズツクはずだった東京地方ですが、多少の雷雨はあったものの、日中は照り返しが強い残暑の日々となりました。夜は、少し過ごしやすくなったようにも感じますが、まだしばらく暑い日が続くのでしょうか?
九州地方を含め、西日本では台風の影響も心配されるところです。
さて、コロナ禍で1学期には実施できなかった「いのちの授業~がんを通して」ですが、いよいよ9月12日(土)に大田区立糀谷中学校で今年度の初回を実施できる運びとなりました。
それに先立ち、先日学校を訪問し、生徒さんの授業風景を拝見したり、会場となる体育館や機材の確認を行ったり、関係の先生方との打ち合わせをしたりいたしました。
元々1・2年生のみでの実施でしたので、ソーシャルディスタンスを確保しても充分なスペースがあることも分かり、ホッとしているところです。
我々の話は、コロナではなく「がん」を通していのちの尊さや生き方を考えてもらうためのものになりますが、生徒さんたちからはコロナに関する質問も出てくるように思われます。
医療従事者側講師の久住さんは、だいぶテレビ等のメディアでもご活躍されておりますので、きっと生徒さんたちにも良いアドバイスがいただけるのではないかと期待をしておりますし、患者側講師の阿南さんはイタリアから帰国し生出演となりますので、生徒さんたちの心に訴える話をしてくださるものと楽しみな気持ちでいっぱいです。
昨年11月末に昨年度最終校で実施して以来となりますので、進行役を務めさせていただく私自身がやや緊張気味ではありますが、皆様にご満足いただけるよう精一杯力を尽くしたいと思っております。
皆様、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
当ブログは2カ月半ぶりの更新となってしまい申し訳ございませんでした。
7月中には実施の可否をご連絡いただけることになっていた学校からは、予定通り実施させていただくとのご回答をいただきましたので、8月5日に関係者でリモート会議を開き今年度の実施方針を確認いたしました。
まずは、再度、実施校と実施日に関するご案内をさせていただきます。
9月12日(土)2~3時間目 大田区立糀谷中学校、1~2年生約300名
10月3日(土)2~3時間目 八王子市立南大沢中学校 全校生徒約200名
10月24日(土)2~3時間目 東村山市立東村山第四中学校 2~3年生約300名
実施に際しては、3密を避け換気に充分配慮するなど、間違ってもクラスター発生源となるようなことが起こらないように学校側と慎重に準備を進めていく必要があります。幸い最大300名程度の人数で実施できますので、生徒間のスペースも充分に確保できると思われます。
実施内容等に関しては、昨年度からの変更はありませんが、既にお知らせした通り、阿南氏が帰国しておりますので、イタリアとの中継は必要なくなり、対面での実施となります。
現段階でコロナウイルス感染者が増加傾向にあることから、さらに事態が悪化すると東京都や市区町村教育委員会から差し止めがかかる恐れもあり、それだけは避けたいと願うばかりです。
8月25日(火)には、大田区立糀谷中学校を事前訪問し、生徒さんの授業の様子を拝見しつつ、学校側と詳細を打ち合わせることになっております。
何とか問題なく3校で実施できることを祈りながら、準備を進めて参る所存です。
皆様、こんにちは。
ようやく5月25日に緊急事態宣言が解除されましたが、いかがお過ごしでしょうか?
日中移動をしていると、電車等の交通機関は空いている感がありますが、夕方の帰宅時には、満員状態ではないにしても密状態に陥っているのが現状かと。私自身は、今のところ、所謂朝の通勤時間帯には動いておりませんが、やはり交通機関における密状態は不安を感じさせます。
投稿の方は4月20日以来となり、1カ月半間が空いてしまい申し訳ありませんでしたが、正直なことを申し上げますと、事態を静観するしかありませんでした。
実は、緊急事態宣言解除前に早々と1校のキャンセルが決まってしまい、かなり気落ちしました。2学期に実施する予定の学校だったのですが、やはり市区町村教育委員会の方針を無視するわけにはいかず、日程変更も検討されたようですが、最終的には「今年度実施見合わせ」という結論に達したようです。
緊急事態宣言解除後には「ようやく」という気持ちで他の4校に連絡を取り、各校の方針を確認させていただきました。
7月実施予定校を2校抱えるなか、どのような回答が届くか、落ち着かない気持ちで数日を過ごしました。残念ながら、4校中1校は今年度実施見送りとなりましたが、残る3校で実施させていただくことができればと願っております。7月実施予定校の中では、1校が実施見送り、もう1校は実施日を2学期に変更することができましたので、今後のコロナウイルスの状況を見守りたいと思います。
1つ良い知らせがあったのは、患者側講師を務めている阿南里恵氏が、本来は昨年イタリアで結婚されたことから生活基盤を同国に置かれる予定でしたが、ご存じの通りかなり大きな影響を受けているため、今月中に帰国されることとなったことです。
時差の問題やインターネット中継作業の課題が解決されますので、学校側と我々の準備も少し軽減されることになりました。
阿南氏を目の前にして話を聴くことができるチャンスを提供できることにはなったのですが、せっかくの機会も100%は活かすことができなくなってしまい、とても残念な気持ちです。
残っている3校中1校は、授業が正常化した後に実施可否の判断をしたいとのことで、ペンディング状態となっています。
7月には関係者一同で打ち合わせを開く予定でおり、2学期の実施校と協力しながら何とか前に進んでいきたいと考えております。
皆様 こんにちは。
全国に緊急事態宣言が出されてから数日が経過しましたが、今のところ感染者数が減る様子はありません。
令和2年度の「いのちの授業~がんを通して」も完全に出ばなをくじかれました。
3月末までに何とかすべての実施希望校を訪問させていただき、学校側からも大きな期待をお寄せいただいていたのですが、現段階ではなす術がありません。
正に緊急事態宣言が全国に拡大された4月16日(木)には、関係者一同の打ち合わせ会を予定していました。もちろん、先に発令された1都・1府・5県に対する緊急事態宣言を受けて、会合自体は見送ることを決定しておりましたが、「いのちの授業~がんを通して」は学校あっての事業ですので、学校再開の見通しが立たないなか、不安と焦りの気持ちは隠せません。
とは言うものの、学校が再開しても3密を避けなければならないことは自明の理であり、体育館に全校生徒が集まるイベントなど実現不可能と思える状況です。
最初の実施予定は7月初旬ですから、現状に鑑みて、これまで通りの形態での実施は極めて厳しいと考えざるを得ません。
いずれにいたしましても、学校が再開後、実施予定校への聴き取りを実施し、関係者で対応を決定していきたいと考えております。
今は、国民皆様のご協力のもと、事態が改善されていくことを祈るばかりです。
皆様におかれましても、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 こんにちは。
東京地方では、満開だった桜もそろそろ散り始めてきました。
1年かけて見事な花を咲かせた桜も、今年ばかりは見てくれる人々が......。
新型コロナウィルスの感染者は増える一方で、いつ収束を迎えることができるのか、本当に不安な日々となっておりますが、さりとて、私などは電車に乗るなと言われても無理な話ですので、とにかく自己防衛に努めるしかないのが現実です。
さて、前回の記事で、令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施校決定のお知らせをいたしましたので、今回は続報として、少し詳しく各校を紹介していきたいと思います。
大田区立矢口中学校 7月9日(木)午後 全校生徒対象 諸々の理由からやむを得ず平日実施となります。
八王子市立南大沢中学校 7月11日(土)午前 全校生徒対象
大田区立糀谷中学校 9月12日(土)午前 1・2年生対象 同一市区町村での複数校実施となりますが、こちらもやむを得ない事情によるものです。
青梅市立泉中学校 9月26日(土)午後 全校生徒対象
東村山市立東村山第四中学校 10月24日(土)午前 2年生対象
以上が前回お伝えした内容です。
大田区立矢口中学校 7月9日(木)午後 全校生徒対象
こちらの学校は、3年前に実施させていただいた学校で養護教諭(保健室の先生)として勤務されていた方が前年度異動された先です。前勤務校で好評だった当プログラムをぜひ現任校でもお願いしたいとのお申し出をいただきました。我々にとって、リピーターほどありがたい存在はないわけで、既に当プログラムの内容をご存じなわけですから、お互いにとって好都合であると言えます。実施希望日として出された土曜日が他校と重なってしまった関係上、4月最終週で調整をさせていただきましたが、生憎講師の予定と合わず7月での平日実施となりました。今になって思えば、4月最終週での実施は新型コロナウィルスの影響から実現不可能となった可能性が大きく、7月実施に落ち着いて良かったとは思いますが、実施できるのかどうか、祈るような気持ちで見守るしかない状況です。
八王子市立南大沢中学校 7月11日(土)午前 全校生徒対
こちらは、前年度実施希望を出されたものの、校数オーバーのため見送らせていただいた学校となりますので、令和2年度最優先で決定させていただきました。八王子市には中学校が38校もあり、当プログラムとしては4年目に八王子市立浅川中学校で実施させていただいたことがありますが、久し振りに八王子市にうかがうこととなります。浅川中学校の最寄駅は高尾駅、南大沢中学校の最寄駅は南大沢駅ですので、人口約58万人という大都市をはっきりと認識することができます。
大田区立糀谷中学校 9月12日(土)午前 1・2年生対象
こちらの学校は、大田区初の実施校として名乗りを上げてくださいました。矢口中学校と同じ区での実施となりますが、先に実施決定をさせていただいたのは糀谷中学校の方で、矢口中学校はリピーターによる実施希望であったことを考慮し、大田区での2校実施を決定させていただきました。当日、3年生は外部の試験を受けなければならないとのことで、大変残念ではありますが、1・2年生のみでの実施となりました。
青梅市立泉中学校 9月26日(土)午後 全校生徒対象
こちらは、校長先生がリピーターとなってくださいました。過去にも数校そのような例はありますが、我々にとって最もありがたいことです。初めて実施させていただく学校では、校長先生を含め関係の先生方への説明等、お互いに齟齬がないように時間をかけて丁寧に進めていく必要がありますが、一度実施していただいている校長先生の場合は、当時との相違点のみ説明させていただけばご理解いただけますので、事前段階での負担が軽減されます。当事業に委ねれば間違いないというお気持ちをいただけることで、我々も気持ちを引き締めて臨まさせていただくこととなります。
東村山市立東村山第四中学校 10月24日(土)午前 2・3年生対象
前回の記事では、2年生のみでの実施となっておりましたが、学校訪問時に校長先生とお話をさせていただいたところ、3年生にも参加させたいとのご意向をいただきました。こちらの学校は特別な背景を有しており、当プログラムを学校での取り組みの発展形として捉えていただいています。以下に、校長先生からいただいたメールを紹介させていただきます。
<引用開始>
本校では、第1学年で命の学習:「ユッコの贈りもの」講演会を実施しています。「ユッコの贈りもの」は、白血病で昭和55年8月(1980)に中学2年で亡くなった本校の生徒、鹿村由起子さんとご家族の闘病交換日記を中心にしたもので、後に書籍や映画にもなった作品です。由起子さんのお母様、ノリ子さんにお越しいただき、お話をしていただきました。事前学習をしっかり取り組み、生徒たちは皆真剣に聞いていました。この学習を踏まえ、第2学年でがん教育に関わる道徳授業を実施したいと考えています。
<引用終了>
きっと、より身近なこととして「いのちの授業~がんを通して」に取り組んでいただけるものと期待をいたしております。
昨年度の実施校所在地は、杉並区・中野区・西多摩郡瑞穂町・港区・調布市となっており、瑞穂町と港区が初実施の市区町村となりました。今年度は、八王子市を除き、大田区・青梅市・東村山市が初実施の市区町村となりますので、また新たな土地へ当プログラムを提供させていただけることに大きな喜びを感じております。
学習指導要領の中にも「がん教育」が盛り込まれるようになり、当プログラムをその一環として実施される学校もあります。我々は、当プログラム=がん教育、という捉え方は当初からしておりませんが、当プログラムは、平成27年3月に出された文科省の「学校におけるがん教育の在り方について 報告」に記載されている内容と概ね一致しており、学校側が「がん教育」と位置づけても差し支えないとは考えております。
ただし、我々は「がん教育」としてではなく、あくまでも「いのちの授業」として当プログラムを実施させていただいていることを再確認させていただきたいと存じます。
最後に、今年度10年目を迎えるにあたり、協賛企業としてご支援をいただいております大塚製薬株式会社の関係者の方々に改めて厚く御礼申し上げます。
新型コロナウィルスの影響がどこまで及ぶのか、はなはだ不安ではありますが、我々の方も自らの健康状態に留意しつつ準備を進めていきたいと思っております。
新年度も、どうぞご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
皆様 こんにちは。
東京地方は暖かかったり少し寒かったりの繰り返しです。
先週金曜日には20℃超えになったかと思ったら、翌日土曜日の午後から夕方にかけては雪が舞うような始末。体調管理には気をつけたいものです。
さて、今月5日の記事は、実施校募集継続中であったことから見送らせていただきましたが、お蔭様で来年度の実施5校が決定いたしましたので、ご報告申し上げます。
実施日の早い順に記載させていただきます。
大田区立矢口中学校 7月9日(木)午後 全校生徒対象 諸々の理由からやむを得ず平日実施となります。
八王子市立南大沢中学校 7月11日(土)午前 全校生徒対象
大田区立糀谷中学校 9月12日(土)午前 1・2年生対象 同一市区町村での複数校実施となりますが、こちらもやむを得ない事情によるものです。
青梅市立泉中学校 9月26日(土)午後 全校生徒対象
東村山市立東村山第四中学校 10月24日(土)午前 2年生対象
実施校の詳細情報等につきましては、改めましてお知らせいたします。
取り急ぎ、無事5校での実施決定に至り、関係者一同ホッとしていることをご報告申し上げます。
皆様 こんにちは。
現在、令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集中ですので、2月10日に掲載させていただきました募集要項を再度掲載させていただきます。ご応募、お待ち申し上げます。
中学校校長 各位
謹啓 立春の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も9年が経過し、都内42校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計44校で約15,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。
このたび、下記の通り『令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。
1 主催 株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
2 協賛 大塚製薬株式会社
3 実施対象校数 中学校5校
4 実施対象学年 全学年または個別学年(全学年の場合、実施可能生徒総数は600名程度までとなります)
5 実施時期 5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)
6 必要時数
①事前学習 1校時
②「いのちの授業~がんを通して」2校時
③事後学習 1校時
7 講師
①医療従事者側講師 久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師 阿南里恵(元・子宮頸がん患者、特定非営利活動法人 日本がん・生殖医療学会 理事・患者ネットワーク担当)
③進行役 川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)
8 問い合わせ先
川口 利(03-5771-0074、090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp)
9 実施希望申込受付期間 令和2年1月21日(火)~令和2年2月21日(金)
10 実施希望申込方法
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
11 実施希望申し込みメールへの記載内容
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)
12 留意事項
①6-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「11-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あらかじめご了承ください。
⑤患者側講師を務めます阿南里恵はイタリア在住のため、担当部分の授業はWi-Fiによるインターネット中継で実施させていただく予定ですが、中継トラブル等会場・機材の状況によっては変更させていただくこともあり得ますので、ご了承ください。
ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「8-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。
講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 お変わりございませんでしょうか。
当ブログといたしましては、異例の号外記事となります。
先週、2月6日(木)夕刻から、関係者が一堂に会し、2019年度の実施総括及び令和2年度実施方針検討のための会議を開催いたしました。
2019年度は、患者側講師の阿南里恵氏がイタリア留学中ということから、初めて海外とのインターネット中継による授業展開を試み、生徒さんたちにも、遠く離れた異国の地にいらっしゃるはずの阿南氏を身近に感じていただけたことを何よりの成果として確認させていただきました。
今年度最後の実施校であった調布市立第三中学校の実施報告に憶測での記載があり、関係者の方々に大変なご迷惑をおかけいたしましたこと、この場をお借りいたしまして深くお詫び申し上げます。現在は、修正済みの記事掲載となっておりますこと、申し添えさせていただきます。
今回の会議における焦点は、令和2年度の実施方針検討であり、阿南氏がイタリアでご結婚され、しばらくの間はイタリアにお住まいになることを踏まえ、どのような形式で来年度の授業を組み立てるかという点を慎重に検討させていただきました。
その結果、今年度同様、イタリアと実施校とをインターネットで繋ぎ、時差こそあるものの、阿南氏の映像と生の声を生徒さんたちにお届けする方向で話がまとまりました。
今年度実施して分かった改善点に取り組み、より充実した授業をお届けするべく、関係者一同努力して参る所存です。
つきましては、確定いたしました内容に基づき、再度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集のご案内を掲載させていただきますので、ご検討くださいますようお願い申し上げます。
中学校校長 各位
謹啓 立春の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も9年が経過し、都内42校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計44校で約15,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。
このたび、下記の通り『令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。
1 主催 株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
2 協賛 大塚製薬株式会社
3 実施対象校数 中学校5校
4 実施対象学年 全学年または個別学年(全学年の場合、実施可能生徒総数は600名程度までとなります)
5 実施時期 5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)
6 必要時数
①事前学習 1校時
②「いのちの授業~がんを通して」2校時
③事後学習 1校時
7 講師
①医療従事者側講師 久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師 阿南里恵(元・子宮頸がん患者、特定非営利活動法人 日本がん・生殖医療学会 理事・患者ネットワーク担当)
③進行役 川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)
8 問い合わせ先
川口 利(03-5771-0074、090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp)
9 実施希望申込受付期間 令和2年1月21日(火)~令和2年2月21日(金)
10 実施希望申込方法
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
11 実施希望申し込みメールへの記載内容
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)
12 留意事項
①6-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「11-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、ご了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、ご了承ください。
⑤患者側講師を務めます阿南里恵はイタリア在住のため、担当部分の授業はWi-Fiによるインターネット中継で実施させていただく予定ですが、中継トラブル等会場・機材の状況によっては変更させていただくこともあり得ますので、ご了承ください。
ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「8-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。
講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 こんにちは。
今週の東京地方は暖かい日が続いているようですが、明日と明後日は最高気温が10℃未満になるとか。新型ウィルスのこともありますが、インフルエンザの季節でもありますので、充分に体調管理にご留意くださいませ。
さて、前回の記事で、令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集のお知らせを掲載させていただきましたが、いまのところお問い合わせ等はいただいておりませんので、再度募集のお知らせを掲載させていただきます。
募集のお知らせは、1月20日に掲載したものの再掲となりますので、日付や時候のご挨拶が本日段階では適しておりませんこと、ご了承ください。
中学校校長 各位
謹啓 厳寒の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も9年が経過し、都内42校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計44校で約15,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。
このたび、下記の通り『令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。
1 主催 株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
2 協賛 大塚製薬株式会社
3 実施対象校数 中学校5校
4 実施対象学年 全学年または個別学年(全学年の場合、実施可能生徒総数は550名程度までとなります)
5 実施時期 5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)
6 必要時数
①事前学習 1校時
②「いのちの授業~がんを通して」2校時
③事後学習 1校時
7 講師
①医療従事者側講師 久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師 阿南里恵(元・子宮頸がん患者、特定非営利活動法人 日本がん・生殖医療学会 理事・患者ネットワーク担当)を予定
③進行役 川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)
8 問い合わせ先
川口 利(03-5771-0074、090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp)
9 実施希望申込受付期間 平成2年1月21日(火)~令和2年2月21日(金)
10 実施希望申込方法
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
11 実施希望申し込みメールへの記載内容
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)
12 留意事項
①6-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「11-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あらかじめご了承ください。
⑤患者側講師を務めます阿南里恵はイタリア在住のため、担当部分の授業はWi-Fiによるインターネット中継で実施させていただく予定ですが、あらかじめ用意してあるバックアップビデオを視聴していただくこともあり得ますので、ご了承ください。
ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「8-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。
講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様 こんばんは。
来年度の「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集のお知らせ、掲載が遅くなりまし申し訳ございません。
以下の内容をご覧いただき、お問い合わせ等をいただけますと幸いでございます。
中学校校長 各位
謹啓 厳寒の候、貴校ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、平成23年度から開始いたしました「いのちの授業」も9年が経過し、都内42校、千葉県内1校、埼玉県内1校の合計44校で約15,000名の生徒さんに「いのち」について考える機会を提供して参りました。当事業誕生のきっかけや目標等につきましては、当サイト 内の『「いのちの授業」ご紹介、授業の実施、お問い合わせについて』をご覧いただくようお願い申し上げます。
このたび、下記の通り『令和2年度「いのちの授業~がんを通して」実施希望校募集』のご案内をさせていただくこととなりました。
1 主催 株式会社ロハス・メディカル・ジャパン
2 協賛 大塚製薬株式会社
3 実施対象校数 中学校5校
4 実施対象学年 全学年または個別学年(全学年の場合、実施可能生徒総数は550名程度までとなります)
5 実施時期 5月~11月の土曜日(1校時準備・2~3校時授業実施を基本とします)
6 必要時数
①事前学習 1校時
②「いのちの授業~がんを通して」2校時
③事後学習 1校時
7 講師
①医療従事者側講師 久住英二(医療法人社団鉄医会 ナビタスクリニック 理事長)
②患者側講師 阿南里恵(元・子宮頸がん患者、特定非営利活動法人 日本がん・生殖医療学会 理事・患者ネットワーク担当)を予定
③進行役 川口 利(株式会社ロハス・メディカル・ジャパン代表取締役)
8 問い合わせ先
川口 利(03-5771-0074、090-4223-7450、satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp)
9 実施希望申込受付期間 平成2年1月21日(火)~令和2年2月21日(金)
10 実施希望申込方法
『「いのちの授業~がんを通して」事務局 川口 利』あて以下のアドレスにメールを送信してください。 satoshi.kawaguchi@lohasmedia.co.jp
11 実施希望申し込みメールへの記載内容
①学校名
②校長氏名
③学校所在地
④実施希望対象学年および生徒数
⑤貴校における当事業の位置づけ(例:「道徳授業地区公開講座」として)
⑥実施希望日程(第1希望から第3希望までご記載ください)
⑦実施希望動機(可能な限り具体的にご記載ください)
12 留意事項
①6-必要時数に記載してある授業時間数を確保できることが条件となります(事前学習については、当方で用意した統一教材をご使用いただきます)。
②「11-実施希望申し込みメールへの記載内容⑦」を特に重視させていただき、2月中をめどに「いのちの授業~がんを通して」事務局の川口が校長先生との面談をさせていただいたうえで実施校を決定いたします。
③実施希望を表明された場合でも、選考に漏れることがありますので、あらかじめご了承ください。
④実施日の割り当ては希望校全体を調整したうえで決定させていただきますので、あらかじめご了承ください。
⑤患者側講師の候補者阿南里恵はイタリア在住のため、担当部分の授業はWi-Fiによるインターネット中継で実施させていただく予定ですが、あらかじめ用意してあるバックアップビデオを視聴していただくこともあり得ますので、ご了承ください。
ご案内の内容に対するご質問等がございます場合、まずは「8-問い合わせ先」へのご相談をお願い申し上げます。
講師一同、貴校の生徒さんに対する教育的効果の高いプログラムであると自負いたしておりますので、ぜひご検討くださいますようお願い申し上げます。
時節柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
皆様
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
1月5日の記事は、正月気分が抜けずに失礼をいたしました。
本年も「いのちの授業~がんを通して」へのご声援を賜りますようお願い申し上げます。
さて、昨年11月30日に授業を実施いたしました調布市立第三中学校のアンケート集計がようやく終了いたしました。
弊社も「いのちの授業~がんを通して」のみを業務としているわけではございませんので、600名を超える生徒さんのアンケート集計にはかなりのお時間をいただいてしまい、申し訳ございませんでした。
これまでの経験から、生徒数の多い学校ほど事前・事後での差異が大きく出る傾向があり、今回もそのような結果になったのではないかと思っております。
以下に数値部分をまとめたグラフを掲載させていただきます。
調布市立第三中学校アンケート結果
なお、本日夕刻に来年度の募集要項を掲載させていただく予定でおりますので、実施をご希望されます場合は、そちらに記載の内容をお読みいただき、ご応募くださいますようお願い申し上げます。
皆様 こんにちは。
寒かったり暖かかったり、体調管理に気を遣う毎日が続いておりますが、今年も残すところ10日余りとなりました。
前回の記事で、「いのちの授業~がんを通して」は今年度も5校での実施を無事に終了したことをお伝えいたしました。
現在、11月30日(土)に実施した調布市立第三中学校のアンケート集計を開始したところですが、650名近い生徒数ですので、事前・事後両方を集計し終えるのにはまだしばらく時間がかかりそうです。
今日は、11月9日(土)に実施した港区立六本木中学校アンケート結果をお伝えいたします。
港区立六本木中学校アンケート結果
全校生徒の約2割が外国関係者の子弟ということでしたので、その辺りで他の学校との差が出るのかどうか、興味があったのですが、一見したところ大きな差異はないようです。
校長先生からは以下のようなコメントをいただきました。
-引用開始―
「あなたは、自分にしかできないことがあると思いますか?」と「あなたは、自分にできることを探してみようと思いますか?」いう設問で「思わない」という回答が減っています。
生徒たちは、この授業を受けて「前を向いて生きていくことの大切さ」や「自分の可能性を探求する意味」を学ばせていただいたことが分かります。
-引用終了-
これまでに実施したどの学校でも、
質問1「あなたは、今生きていることを当然(当たり前)だと思いますか?
(1)思う (2)思わない (3)分からない
質問4 あなたは、自分にしかできないことがあると思いますか?
(1)思う (2)思わない (3)分からない
質問5 あなたは、自分にできることを探してみようと思いますか?
(1)思う (2)思わない (3)分からない
の3つの質問に関して、質問1では(2)、質問4と5では(1)の割合が事後に増加する傾向が見られており、私たち授業提供側でも、この部分で事前と事後の差が見られれば成功という捉え方をしてきています。
ただ、大変興味深いのは、以前にも記載した記憶はありますが、質問1の回答として(1)がゼロになることはないということです。特に、特別支援学級の生徒たちは、自分たちが何らかの障害を抱えながら生きていることに対する想いがあるのか、(1)に回答することが多いようです。
次回、令和2年1月5日の記事で、調布市立第三中学校のアンケート結果をお知らせできるように頑張りたいと思います。
今年1年も、皆様からのご支援をいただきましたことに厚く御礼申し上げます。
少し早いですが、どうぞ良いお年をお迎えください。