医道審議会医師臨床研修部会2日目
富永
「救急医療を提供していることという条件だが、しかし症例数が少ないと具合が悪い。何例経験したらいいのかも言わないと。大学といえども救急の症例は協力病院と合わせて症例を確保する必要があるだろう」
齋藤
「たぶんこれは骨子で症例数などは別に定めるんじゃないか」
田原
「症例数は病院の要件として求めるのではなく、協力病院である程度の数は確保できると考えている。ただ管理型の病院は全体としてコントロールできる必要はあるということで自分の所で全くやってないのはダメということで、ここで示した」
富永
「CPCも適切にと書いてある。適切というのは少なくとも半年とか1年に1回はやってなきゃマズイんだろう。群として、どれ位の数というのは必要でないか」
飯沼
「年間入院3千人という根拠がよく分からない。大きさで考えるということか」
田原
「病床数で決めてはどうかという意見もあったが、入院症例数の方が研修医が経験できることになるので、この数を出している。旧制度でも300床以上もしくは年間入院3千人以上ということになっていた。だいたいこの位いればということ」
飯沼
「大きさでもの考えるより、問題は中身なので数を強調しない方がよいのでないか」
申し訳ないが、一人だけ素人が混じっているかのようだ。大丈夫か、日本医師会。
齋藤
「数と質と同じではないが、しかし研修の質を確保するには症例数も必要だ」
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