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「会長がいじめられる」―DPC分科会で"作戦会議"

■再転棟率について

【熊本一朗委員(鹿児島大医療情報管理学教授)】
 「再転棟率は全体の0.08%と非常に少数だった」としているが、病院によっては11%以上のところもある(医療法人明和会 田蒔病院、平成20年度DPC準備病院)。
施設類型別の集計ではなく、DPC算定病棟以外の病棟を併設している病院の中で、再転棟がどうかという調査をするなど、集計方法を変える必要がある。

【原正道会長代理(横浜市病院事業管理者病院経営局長)】
 「再転棟」という言葉は、転棟してから、もう一回、転棟する意味なのか。ただ、転棟するだけのことなのに、なぜ再転棟というのか。「再入院」があるから、「再」を付けちゃおうという意味か。

 (他の委員が、「DPC病棟と回復期病棟とを行ったり来たりするからでしょ」「大学病院は行ったり来たりしないので、再転棟がゼロです」などと、ざわつく)

【保険局医療課・長谷川学課長補佐】
 いったん他の病棟に転倒して、またDPC病床に戻るのが「再転棟」。

【酒巻哲夫委員(群馬大医療情報部教授)】
 DPCの算定病床に2回入院するという意味。そうすると、どういう類型の病棟を併設しているかが重要になる。質問票に入れて、併設病棟の類型を集計する必要がある。
 「再入院」と「再転棟」が同じ意味なのか微妙だが、再転棟も併せて検討する必要があるのではないか。

【西岡清分科会長(横浜市立みなと赤十字病院長)】
 昨年度のヒアリングでも出た意見だが、「再入院」と「再転棟」を別個に考えた方がいいかが問題になった。「再転棟」の場合は、いわゆるケアミックス型の病院が増えてきたので、「行ったり来たり」が問題視された。
 再入院率の高い病院(発言のママ)からご教示していただく機会も必要ではないか。そんなところで、よろしいか。

【酒巻委員】
 どうもありがとうございます。

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