11月4日の中医協 (ブリーフィング)
■ 基本問題小委員会③ ─ 精神医療
3. 精神医療について
(終了予定の)12時を回った状態でございましたが、精神医療もやりました。資料は「診─3」でございます。これは(精神・障害保健)課長からお話をしましたので繰り返しになりますが、地域への移行支援、つまり長期入院の対策をどうしていくかという話。
それから、単剤投与が世界的な主流であるという流れの中にあって、多剤・大量投与という我が国の問題について、どのように考えるか。あとは、長期の入院に対応している精神科療養(病棟入院料)とか、児童・思春期(精神科入院医学管理加算)とか、こういう特別な点数がありますが、これについてどういう評価をしていくかということも議論していただきたいということで提示しました。
それから、(精神科)急性期について、嘉山委員からも「これは非常に重要な問題だ」というご指摘も頂きましたが、精神科救急(入院料)についての評価という部分。
また、高齢化も進んできていると認識しておりますが、精神科病院における合併症治療の問題(精神科急性期治療病棟入院料)。
それから、総合病院で精神科病床を持っている所などで、合併症への対応ということをやっていただいておりますので、そういうところ(精神科救急・合併症入院料)の評価をどうするかというのが論点でございます。
これについては、1号側の委員も含めまして、「追加の資料を提示してほしい」というご要望もありました。また、「より具体的な点数に近い形で資料を提示してほしい」というご要望もありましたので、次回以降の中医協に出させていただくことになると思います。
【目次】
P1 → 薬価専門部会① ─ 同一成分の既収載品がある新薬の薬価算定
P2 → 薬価専門部会② ─ 後発品のある先発品の薬価改定等
P3 → 基本問題小委員会① ─ DPC
P4 → 基本問題小委員会② ─ 病院勤務医の負担軽減
P5 → 基本問題小委員会③ ─ 精神医療
P6 → 基本問題小委員会④ ─ 宿題事項