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「運営交付金削減続いたら大学病院はアウト」-事業仕分けを嘉山孝正氏が批判

 国立大学医学部長会議「大学医学部の教育病院の在り方に関する検討委員会」の嘉山孝正委員長は25日、「事業仕分け」で国立大運営費交付金の内容を見直すよう求める判定が出たことについて、「これで交付金の削減が毎年続くようなことになったら大学附属病院はアウトだ」とコメントした。(熊田梨恵)

 嘉山氏は「素人が専門家同士によるピアレビューもしないで、社会を構成しているものを壊しているのが今の事業仕分け」と批判。これまで同会議が運営費交付金の増額を求めてきたことについて触れ、「ただでさえ削減が続いているのに、これでもう大学病院は、日本の医療は"終わり"になってしまう」と述べた。

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