東日本大震災と東北大学医学部定員増計画
■ 東北大学医学系研究科の復興計画案
【山本雅之氏(東北大学大学院医学系研究科長・医学部長)】
次をお願いします。それで、私ども医学部も復興しなければいけないというので、災害対策本部をつくり、復興案をいろんな形で進めております。
大体3つぐらいのことをやろうかと思っているのですけれども、どうしても研究者の流出、それから医師の流出が起きますので、それを補うような優れた医師・研究者を、積極的に招聘しなければいけないだろうと思います。
それから崩壊した地域医療を支える医療系の人材を育成していく、ここが今日のお話をさせていただきたいところです。
さらに、東北大学の医学部・医学系研究科が失速してしまうようでは、東北地方の復興はあり得ないと思いますので、最先端研究拠点を形成して、それで復興に当たりたいと考えております。
【目次】
P2 → 東日本大震災の直後
P3 → 東北大学医学系研究科の復興計画案
P4 → 地域医療の復旧から復興へ
P5 → 東北大学医学系研究科の取組
P6 → 震災復興と入学定員増
P7 → 医師・医療系職業人の育成
P8 → 東北大学医学部卒業生数
P9 → 東北大学医学系研究科における教育
P10 → 東北大学医学部医学科の定員増計画
P11 → 定員増計画の背景
P12 → 研修医マッチング
P13 → 医学部の認証問題
P14 → 災害に関する教育
P15 → まとめ
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