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ニュース〜医療の今がわかる

災害医療について

■ DMATの活動概要


【厚労省救急・周産期医療等対策室長】
 次頁からは、「今回の震災への対応」につきまして、私どもに関連する部分を簡単に紹介させていただきます。DMATについては後ほど詳しい説明をいただけるものと思います。

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 まず、「DMATの活動概要」です。

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 活動場所としては岩手県、宮城県、福島県、茨城県の4県でした。活動チームとしては約340チーム、約1,500名の方に出動いただきました。

 派遣元の都道府県としては、被災県を含む47全都道府県より出動をいただいています。活動期間としては3月11日の発災当日より3月22日までの12日間でした。

 活動内容としては、被災地内における病院の支援、被災地内の医療機関の間での患者の搬送、先ほど申しました被災地外への患者の搬送ということも行っています。

 それから、今回の災害の特徴として原子力発電所に関連する部分もありました。また、津波によって孤立した医療機関の救出もありました。入院患者を避難させるための搬送にも従事しています。
 

【目次】
 P2 → 災害の区分
 P3 → 災害時における厚生労働省の役割
 P4 → 我が国の災害医療体制
 P5 → 広域災害救急医療情報システム
 P6 → 災害拠点病院
 P7 → 災害派遣医療チーム(DMAT)
 P8 → DMATの活動概要
 P9 → 発災直後からの医療確保への対応
 P10 → 都道府県域を越える医師等の派遣調整
 P11 → 東日本大震災における医療分野の特徴と検討課題

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