福島県立大野病院事件第四回公判
一月に一度の公判に本日も行ってきた。
福島は天気晴朗なれど風強し。法廷内はかなり寒く、そして検察側と弁護側とのやりとりも随分とあっさりしたものになっていた。検察が戦意を喪失したようにも見え、勝負がついたかなと思っていたら弁護側からボーンヘッドが飛び出して、はてさて。
過去3回と今回とで色々変わったことがあった。まず傍聴券を求めて並ぶ人数が激減した。全部で78人。傍聴できるのは23人なので、これなら当たっても不思議ではない。しかし今回も当たり前のように外れた。
今後のことを考えれば適度に倍率が下がるのはありがたいことだ。倍率が下がった理由としては、どう見ても警官という集団がいなくなったこと、マスコミのアルバイト動員も少なくなったことが
大きく影響しているように思えた。地元記者の顔ぶれも随分変わった。新顔の記者たちは何だかつまらなそうだ。たぶん4月に福島へ異動して来た面々なのだろう。確かに途中から加わっても面白くはないわな。
裁判所の職員も随分見慣れない顔がいる。法廷に入れば、何と!! そり込みの検事がいない。。。前回公判でH医師に対して諭すような尋問をした女性検事もいない。弁護団は同じ顔ぶれでホッとするのも束の間、裁判長も新しい人。はきはきテキパキという感じの人で、記録を取る立場からするとありがたい。
この日は裁判長交代に伴う手続きの後、まず弁護側書証の説明が行われた。