先発品企業が命運を託す「薬価維持特例」(2)―意見陳述(ファルマ等)
2010年度の薬価制度改革に向け、6月3日の中医協・薬価専門部会(部会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)で、日本製薬団体連合会(日薬連)、ファルマ(PhRMA、米国研究製薬工業協会)、エフピア(EFPIA、欧州製薬団体連合会)、卸連(日本医薬品卸業連合会)の4団体が意見を述べた。ファルマの意見陳述からお伝えする。(新井裕充)
※ 日本製薬団体連合会(日薬連)の意見陳述は、こちらをご覧ください。
[関口康・米国研究製薬工業協会在日執行委員会委員長(ヤンセン ファーマ(株)代表取締役社長)]
米国研究製薬工業協会、ファルマの委員長を務めている関口です。本日はこのような機会を与えて頂き、ありがとうございます。
私どもからは、「薬価維持特例」の必要性と、「市場拡大再算定ルール」について説明したい。お手元のファルマの資料で説明する。
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