「医療療養病床はICUと類似化」-武久日本慢性期医療協会長が中医協分科会に報告
8ページです。一般病床で90日以上入院していると、「特定患者」という非常に点数の安い診療報酬になっている。この「特定患者」から除外される算定患者がいまして、この3にありますよう、重度の人たちで方麻痺や脊損、意識障害、これに関しましては脳卒中の後遺症。それからずっと下を見ていきますとリハビリテーションやドレーン法、喀痰吸引、医療区分というのはここから出てきたかと思わざるを得ないのですが、ぜひですね特定患者除外規定対応適応患者のレセプトは一体毎月何枚出ているのかと。診療報酬上の平均単価は一体1日いくらなのか。これは出来高になっていまして、医療区分が適応されていないところですので、ぜひ公表して頂きたいと思っております。
また、平均在院日数の計算の仕方ですけども、一般病床の平均在院日数は20日置きで、19~何日と聞いておりますけども、平均在院日数の計算対象としない患者さんがおります。一番最後のところにも入っております。一般病床に入院して90日を超えているという、一般病床の中にも急性期じゃなく慢性期の患者さんが入っているということですから、一般病床の平均在院日数の算定をしなくてもいい病床もすべて入れて、算定した平均在院日数を出していただきたい。一般病床には必ずしも急性期の患者さんが入っているわけではありません。