2009年06月のアーカイブ

<<2009年05月  |   2009年07月>>

雨と温暖化と感染症。

投稿者: | 投稿日時: 2009年06月22日 06:55

昨日は東京はすごい雨でした。一昨日は晴天だったので、朝起きて、突然の雨に驚いてしまいました(出かける用事があったので、自分の雨女疑惑がますます強まりました・・・)。


そういえば近年、「豪雨」と表現される雨の降り方が増えていますよね。その理由として地球温暖化が言われています。

環境省は先月、「温暖化対策なければ21世紀末の日本は豪雨増加」との予測を出し、温暖化の影響と経済損失について発表しています。また、これは世界的な傾向らしく(つい先日、アメリカでもそんな報告書が出されたと報道がありました)。


もちろん豪雨やそれによる洪水等も非常に困るのですが、私がそれと同等かあるいはそれ以上に怖いなと思う温暖化の影響は、感染症についてです。

続きを読む>>

DPC病院の"計画配置"か ─ DPC評価分科会で厚労省案 コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年06月22日 01:17

 「地域におけるシェアというとき、『2次医療圏人口』を分母にすることによって、人口に対してどのぐらいの割合で貢献しているかを見ることができる」─。さまざまな機能を持つDPC病院が乱立する中、厚生労働省は「2次医療圏人口」という評価指標を導入して医療資源の集約化と地域連携を進める方向だが、果たして計画通りうまく運ぶだろうか。(新井裕充)

 続きはこちら

2009年06月21日

「医療療養病床はICUと類似化」-武久日本慢性期医療協会長が中医協分科会に報告 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月21日 13:27

 「今の療養病床はICUと類似化している。違いは疾病に罹患してからの期間」-。武久洋三委員(日本慢性期医療協会会長)は中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直巳・慶大医学部教授)に対し、慢性期病棟が医療依存度の高い患者の医療や介護ケアを担っている状態だと主張した。(熊田梨恵)

続きはこちら

2009年06月20日

中小病院の生き残り策、「小規模地域で手間のかかる患者を引き受ける」 コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年06月20日 09:39

 「手間のかかる年齢階層を引き受けている病院は高い数字が出る」「規模の小さな地域で一定程度の大きさの病院であれば、救急車の搬送割合が高い数値として出る」─。地域医療への貢献度を評価する指標として、厚生労働省は「年齢補正係数」と「2次医療圏人口」という2つの基準を打ち出した。(新井裕充)

続きはこちら

2009年06月19日

人の死について考えること。

投稿者: | 投稿日時: 2009年06月19日 16:34

昨日、衆議院本会議で臓器移植法改正案が採決され、脳死を「人の死」とし、15歳未満からの臓器提供(現行法では禁止)を可能とする案(A案)が、賛成多数で可決されました。

15歳未満認める「A案」衆院で可決…臓器移植改正案
読売新聞 2009年6月18日


争点は、大きく2つありました。脳死の法的な位置づけと、14歳以下の脳死の子どもからの臓器摘出・提供です。

続きを読む>>

報酬改定議論に必要な調査項目が足りない-中医協慢性期包括評価分科会 コメント欄

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月19日 11:40

 2010年度診療報酬改定で慢性期医療の評価に関して議論する中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直巳・慶大医学部教授)。改定の議論の大元となる調査について、事務局は分科会に諮らずに独自の判断で実施したが、次期改定の主要項目である「医療の質の評価」に関する項目が不十分だった。分科会として報告をまとねばならない時期が目前に迫るためやり直しもできないが、委員からの指摘を受けた事務局は「追加調査の必要があれば、ご指示あれば検討します」と逃げ口上。調査の位置付けに疑問を呈した委員に対しては「ご議論できないということでございましょうか」と開き直った。(熊田梨恵)
 
 
続きはこちら

「大病院や特定機能病院にとって有効な指標」 ― DPC評価分科会 コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年06月19日 04:18

「大病院や特定機能病院にとっては有効な指標になるだろう」―。2010年度の診療報酬改定に向けたDPCの議論が、中小病院を切り捨てる方向で進んでいる。(新井裕充)

 続きはこちら

新型インフル 蔓延したら白血病治療止まる コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年06月19日 00:07

 新型インフルエンザが蔓延すると間違いなく生命の危機に瀕する人たちがいると分かってきた。白血病の治療に欠かせない輸血が欠乏するからだ。東京大学医科学研究所の成松宏人客員研究員(血液内科医)は、第二波に襲われる前に注意喚起しておくべきと考え、現在学術論文の投稿を準備しているという。(川口恭)

続きはこちら

2009年06月18日

医療区分3の患者が「適正化」される?-中医協慢性期分科会

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年06月18日 17:28

 「医療区分3であっても状況によっては介護系の施設に行けるというデータが出てきている。どういうふうに見たらよいのか、専門的なご意見をいただければ」-。厚生労働省は6月11日、2010年度診療報酬改定のための基礎データとなる「2008年度慢性期入院医療の包括評価に関する調査」の一部を中央社会保険医療協議会(中医協)の「慢性期入院医療の包括評価調査分科会」(分科会長=池上直巳・慶大医学部教授)に提出した。診療報酬上、最も手厚く評価される医療区分3の患者を介護施設に移すことができれば、厚労省が医療費削減を進めることができるのは間違いない。次回診療報酬改定につながる議論になるのだろうか。(熊田梨恵)
 
続きはこちら

日本看護協会の見解 ― 6月16日の記者会見 コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年06月18日 04:23

日本看護協会(久常節子会長)が6月16日に開催した「平成21年度・第2回記者会見」での質疑応答の模様をお伝えする。(新井裕充)

 続きはこちら

病的なむくみ こんな病気があります③

投稿者: | 投稿日時: 2009年06月18日 02:04

今回は、「病気なむくみ」の第3回。以下のようなむくみの症状について、原因疾患を見ていきます。


●脚のむくみ、倦怠感、動悸、筋力低下、手足の痺れがみられる。ひどい場合は、息苦ししさなど心不全の症状が現れる。
 ⇒ 【 脚気(かっけ) 】

●足の静脈が目立つ。立っているときに足が重くだるい感じがし、むくむ。痛みあるいはかゆみも。
 ⇒ 【 下肢静脈瘤 】

●むくみが主な症状。重症では、お腹に水がたまることも。さらに、下痢、吐き気、嘔吐、腹部膨満感、腹痛などの消化器の不調。子どもでは発育障害も。
 ⇒ 【 たんぱく漏出性胃腸症 】

続きを読む>>

2009年06月17日

梶原拓氏、今度は民主党へ コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年06月17日 14:49

ちょうど1週間前に自民党を訪れて「マニフェストに医療改革を」と求めた元岐阜県知事の梶原拓氏が17日、今度は民主党の直嶋正行政調会長を訪ね、やはり提言を手渡した。梶原氏が「根幹は政策決定のプロセスを変えること。自民党じゃ、しがらみがありすぎてできないと思う。今度は民主党政権間違いなしだから」と水を向け、直嶋氏が「いや油断は禁物」と苦笑いで返す場面もあった。(川口恭)

続きはこちら

 1 |  2 | 3|  4 |  5 |  6 |  7 |  8 | All pages