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ニュース〜医療の今がわかる

後期研修班会議班会議2

土屋
「アメリカのファミリーメディスンを想定しているのですか」

葛西
「そう。アメリカに限らず、世界で行われているファミリーメディスン。それぞれの国や地域の実状にあわせてやっている」

飯沼
「専門の先生のご指導を受けながら、先輩の総合医が後輩を育てるシステムだと思う」

岡井先生
「日本医師会が考えている総合診療医は、厚労省が考えている総合科医と根本的には違わないと思う。それなのに、医師会が反発しているのは、その人達が、日本人の受診行動が外国に比べ統制されていない。あくまで医療を提供する側の人間をどう効率的に使うか考えたときに効率が悪い。ファーストステップは総合科医がみる。高度な診療が必要なときには専門医、という考えは厚労省にあると考える。そういう使われ方に反対されていると思う。日本医師会は。どうして反対なのか聴きたい」

飯沼
「フリーアクセスの制限がある。こういうものに保険点数のインセンティブを与えないのが基本なので、それが2つ。ゲートキーパーが即フリーアクセス制限にならないと言われるかもしれないが」

岡井
「患者の選択として総合医へ、という患者の自由選択を残せばフリーアクセスの制限にならないが」

飯沼
「が、僕らはゲートキーパー的なものになるとどうしても思ってしまう」

岡井
「標榜科はどうなるのか」

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