後期研修班会議班会議2
土屋
「外山先生、アメリカには指導医の分類はある?」
「外山先生、アメリカには指導医の分類はある?」
外山
「ない。専門医だけ」
土屋
「専門医か、それを取る前のトレーニング段階かどちらかしかないということ?」
外山
「その通り」
土屋
「日本の専門医は」
江口
「施設から言うと、指導医がいないと専門医の施設認定がうけられない。本当は専門医は教育の資質も持っていなければならない。残念ながら今はかなりばらつきがある」
土屋
「暫定的には指導医が必要。そうしないと、専門医になるために100年勉強しないといけなくなる。しかし、きっちりとした専門医制度ができあがって育てば、二段階でよろしいと。その辺、専認協の認識は」
池田
「その通りと思う。機構はたくさんやらなければならない仕事がある。1つには、プライマリボードといっている内科、婦人科、外科などほとんど専門医という名前で呼んでいる中で、内科だけが認定医、そのうえにサブスペシャリティが乗っている。これから患者を診るには取らねばならない資格を位置づけると、専門医というかその領域の医師、そのうえに立って本当のサブスペを選ぶ方向にもっていくのではないか、と個人的には思っている」
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