「病院医療従事者の負担軽減について」 ─ 委員の発言
■ 看護職の交代制勤務(診療側委員)
[邉見公雄委員(全国公私病院連盟副会長)]
スライド34ですけれども......。
【スライド34】
附帯意見の6番、看護職員の厳しい勤務実態等云々で......、今後、2交代勤務について、あるいは3交代勤務について検証していきたいという、調査するということ......。
まあ、坂本専門委員(日本看護協会副会長)の部門かも分かりませんけれども......。スライドの26にありますように、2交代がどんどん増えてますね?
【スライド26】
我々、自治体病院も「2交代の方がいいんじゃないか」というふうな意見が多くて、やろうとしますと、まあ、(笑いながら)"守旧派の人たち"って言うんでしょうか......。(委員、笑い)
これを我々が勝ち取ったようなもんだと、3交代制は......。「2交代制は勤務条件が悪いんだ」とこう、はじめから決めつけたような方々がおられまして......。
実際に、子どもさんとおられる時間、子育ての女の子......、看護師さんたちにきいてみますと、やっぱり3交代だったら先ほどの、ああいうふうな深夜から......、あ、準夜から日勤とかですね、ああいうふうな、ほとんど家におる時間がないと。往復時間だけと......。
まあ......、豪雪地帯とか、ああいう所はほとんど仮眠で、家に帰れないというような......、公共交通機関がない所、まあ運転......、ほとんどの人、持ってますけど、そういうこと。
それとですね、もう1つは患者さんの立場に立ちますと、消灯時間におられた看護師さんが夜中に巡回してくれるということは......、私、この間入院した経験から、本当にいいですね。
帰ってしまって、違う人が「おはようございます」とか来ても、なんかビックリしますし......。(委員ら、笑い)
夜中の2時、3時に来るのは......、やっぱり来るのは9時に消灯に来てくれた方が来ると......。私、まあ、医療界におる人間で、よく分かってて、かつ軽症でもそうなんですから......。
重症の方であれば、もっと不安なんじゃないかなあーなんて思ったりしますので、この辺のところをちゃんとして......。結果が出ればですね、私は選択制......。
そのどっちが絶対、ということはないと思います。いろんな人がおられると思うんで、選択でもいいと思うんですけれども、いろんな意見が、現場の意見が出たらいいと思うんで、これはぜひやっていただきたいなあーという強い希望です。
[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
はい、ありがとうございました。では順番で、鈴木委員が挙手......。
【目次】
P2 → 病棟薬剤師の業務等 (診療側・支払側委員)
P3 → 医師の処方権等 (診療側委員)
P4 → 看護師の業務範囲等 (診療側委員)
P5 → 「社会保障国民会議」の意義 (診療側委員)
P6 → 看護職の交代制勤務 (診療側委員)
P7 → 外来医療の役割分担等 (診療側委員)
P8 → 病棟薬剤師の役割 (診療側委員)
P9 → 介護福祉士の評価等 (診療側委員)
P10 → 病棟薬剤師の業務等 (診療側委員)
P11 → 看護職の交代制勤務等 (診療側委員)
P12 → がんの地域連携等 (診療側委員)
P13 → 看護職の交代制勤務等 (専門委員等)
P14 → 地域連携の評価等 (診療側委員)
P15 → 議事運営等 (公益委員)
P16 → 外来医療の役割分担等 (支払側委員)
P17 → 外来医療の役割分担等 (支払側委員)
P18 → 介護福祉士の評価 (診療側委員)
P19 → 議事運営等 (公益委員)