厚生労働省のデータは実態を反映しているか
■ 100平方キロメートルあたりの医師数の分布
【文科省の説明】
続きまして飛びますが、10ページをお開きいただければと思います。ページ数は右下にございます。10ページをお開きいただければと思います。
これは今井委員(東京大学医科学研究所附属病院長)からご指示いただきました面積を加味した医師数、それを示すデータはないかというものでございます。
色づけしたものが1枚目、そして次の11ページに数字を記載させていただいております。
中ほどに面積当たりの医師数とその順位、そして10万人当たりの医師数とその順位を記載させていただいてございます。
▼ 前回会合で、今井委員はこう述べた。
「人口10万人当たりの医師数の分布というものがございますけれども、こういう人数で分布を見ざるを得ないというのはよくわかるんですが、実際に私、札幌医大の学長を6年間していましたけれども、その広さの要素というのが全くここには出てこないんですね。ですから、一見、随分多いように見えるんですが、全くそうではなくて、広いということはここには全く出てこないですね。ですから、そういう要素をやはり加味していかないと、これからは実態と合わないのではないかと思われます」
【目次】
P2 → 現員医師数に対する必要医師数
P3 → 100平方キロメートルあたりの医師数の分布
P4 → 診療科別医師数の推移
P5 → 看護職員就業者数の推移
P6 → 医師不足の推計に関する主な論文①
P7 → 医師不足の推計に関する主な論文②
P8 → 医師不足の推計に関する主な論文③
P9 → 国公私立大学病院の概況
P10 → 臨床医学研究の論文数
P11 → 医学部の教員数(常勤)の推移
P12 → 歯学部の現状
P13 → 地域の医療ニーズ
- 前の記事これまでの医学部入学定員増等の取組について
- 次の記事医療計画の概要について