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過去記事検索:カテゴリー「共生」の記事一覧

情報はすべてロハス・メディカル本誌発行時点のものを掲載しております。
特に監修者の肩書などは、変わっている可能性があります。

病気になってから、恋愛に対して後ろ向きになり、なかなか一歩が踏み出せません。どうしたら良いでしょうか?
答える人 宿野部武志さん 40代男性 慢性腎不全による人工透析中
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
 6月15日に警察庁から「平成28年における行方不明者の状況について」という発表がありました。2016年1年間に全国で、認知症が原因で行方が分からなくなったとして警察に届け出があった人は対前年比26.4%増の1万5432人だったそうです。
友だちに病気のことを話せず、これまでのように気軽に会うことができなくなってしまいました。どうしたら良いでしょうか?
答える人 池崎悠さん (20代女性 慢性炎症性脱髄性多発根神経炎)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
病気の子どもに口うるさく言って、ケンカになってしまいます。どうしたらよいでしょうか?

答える人 高橋織さん(40代女性 アレルギーの子どもを持つ母)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
難病治療を受けていますが、なかなか共感してもらえる場所が少ないです。どうしたら良いでしょうか?
答える人 近藤健一さん(30代男性、シルバーラッセル症候群)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
リハビリが大事なことは分かるんですが、なかなか長続きしません。どうしたら良いでしょうか?
答える人 瀧 泰元さん(30代男性 脳出血、てんかん)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
薬を飲んでも良くなった気がしないので、もらうだけで飲んでいません。このままで構わないでしょうか?
答える人 久由紀子さん(30代女性 クローン病)
聞き書き 武田飛呂城・NPO法人日本慢性疾患セルフマネジメント協会事務局長
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
今年の夏も猛暑が続きました。熱中症で医療機関に搬送される方が各地で増え続け、消防庁の発表では8月15日からの1週間に全国で5440人が搬送されたそうです。そのうち65歳以上の高齢者が43.8%を占めたとか。
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
昨年12月のハート・リングフォーラムで、認知症に悩む人たちへの応援に『共生』などを熱唱してくださった谷村詩織さん。谷村新司さんを父に持つ詩織さんは、18歳からシンガーソングライターとして活躍を開始、多忙な音楽活動の中「共鳴ライブ」という名前で、全国各地の障害者施設、老人施設、幼稚園などを訪問し、音楽を届けています。その訪問数がなんと既に170カ所を超えたそうです。
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
国は昨年1月に「新オレンジプラン」という国家戦略を発表し、認知症の人の意思が尊重され、できる限り住みなれた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現をめざす、と発表しました。「認知症にやさしい社会」にしよう、というものです。
ハート・リング運動専務理事 早田雅美
読者から、よくお電話をいただくことがあります。多くは認知症のご家族を持った方で、「どうも最近家族の様子がおかしい」「家族が認知症という診断を受け、薬も出されて帰って来たものの、受け容れられず苦しんでいる......人にも言えない」という内容です。

109-2-1.jpg乳がんは、手術後に放射線照射した方が長期生存率を上げられます。しかし、乳房への放射線照射は皮膚炎につながり、生活に支障をきたしがちです。この治療中の不快さを和らげる専用インナーウェアが、がん研究会と東レによって共同開発され、実用化目前です。

81-1-1.JPG 本人はもちろん家族にも大きな影響を与え、社会問題化となりつつある認知症。その実相を理解しているか否かで、大げさに言えば人生が変わります。ぜひ理解を深めてください。連載でお届けしていきます。
監修/小阪憲司 メディカルケアコートクリニック院長

患者自ら立つ20

tatu20higaki.JPGパーキンソン病 檜垣朋子さん(48歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

4年前にパーキンソン病と診断された檜垣さん。誰よりも心配し支えてくれた父親が2年前、より進行の早いパーキンソン症候群に襲われ、患者の気持ちと家族の気持ち、両方が分かるようになりました。

患者自ら立つ19

tatu19ikeda.JPG潰瘍性大腸炎 池田愛さん(34歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

就職直後に難病を発症した池田愛さんは、自分が社会や周囲の人に迷惑をかけていると、何年間もひけめを感じていました。今は違います。

患者自ら立つ18

tatu18mizoo.JPG1型糖尿病 溝尾圭緯子さん(35歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

短大1年の時に1型糖尿病を発症した溝尾圭緯子さんは、病気を受け止めきれず、ほぼ2年に1度のペースで、教育入院を繰り返してきました。

あるのに使えない5

アナキンラ

開発してもらえない CAPSに効く薬

このコーナーでは、様々な原因で医薬品や医療機器のラグ・ギャップに悩む患者の方々に、どういうことで苦しんでいるのか、直接書いていただきます。

患者自ら立つ17

tatu17kai.JPG関節リウマチ、乳がん 甲斐由美子さん(55歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 神戸市の主婦・甲斐由美子さんはWSを経て、共に病と闘う同志を得ました。受講仲間であり、ご家族です。

あるのに使えない4

フローラン

命綱なのに、高価ゆえ量に「制限」

このコーナーでは、様々な原因で医薬品や医療機器のラグ・ギャップに悩む患者の方々に、どういうことで苦しんでいるのか、直接書いていただきます。

患者自ら立つ16

tatu16taguti.JPGうつ病 田口むつみさん(30歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 田口さんは、つい最近仕事を辞めました。会社は慰留してくれましたが、焦らずまずきちんと病気を治そうと、WSを経て思えるようになっていました。

あるのに使えない3

アバスチン、アブラキサン*乳がんに使えない抗がん剤

生存者の多い乳がん 進行すると話は別

このコーナーでは、様々な原因で医薬品や医療機器のラグ・ギャップに悩む患者の方々に、どういうことで苦しんでいるのか、直接書いていただきます。

患者自ら立つ15

tatu15osita.JPG線維筋痛症、胎児性水俣病疑い 尾下葉子さん(35歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 元小学校教諭の尾下さんは、セルフマネジメントプログラムの「やりたいこと」をするアクションプログラムが作れず、それまで自分を追い詰めすぎていたことに気づきました。

あるのに使えない2

ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン

先進国で日本だけ 自費かつ供給不足

このコーナーでは、様々な原因で医薬品や医療機器のラグ・ギャップに悩む患者の方々に、どういうことで苦しんでいるのか、直接書いていただきます。

患者自ら立つ14

tatu14.JPG1型糖尿病 神内謙至さん(39歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 糖尿病の患者であり、専門医でもある神内さんは、米国の糖尿病治療を学びたいという思いがきっかけになってプログラムを受講しました。

あるのに使えない1

グリベック
白血病の特効薬 一生続く高額負担

このコーナーでは、様々な原因で医薬品や医療機器のラグ・ギャップに悩む患者の方々に、どういうことで苦しんでいるのか、直接書いていただきます。

患者自ら立つ13

tatu13.JPG関節リウマチ 藤田富子さん(58歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 発病以降、職を含む様々なものを失ってきた藤田さんは、今1つずつできることを取り戻しています。


患者自ら立つ12

tatu12.JPG高安動脈炎 茂呂貴栄さん(30歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

難病を抱える茂呂さんは、自分の病と向き合う方法を捜し求めていた時、偶然にセルフマネジメントプログラムと出会いました。

患者自ら立つ11

tatu11.JPGうつ病、線維筋痛症ほか 梅村紅美子さん(45歳)

*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 病院で働いていた梅村さんは、仕事こそ自分の存在価値と信じ極限まで無理を重ねてきました。今、ようやく患者として肩の力を抜くことができるようになりました。

患者自ら立つ10

tatu10.JPG糖尿病 後藤勇治さん(59歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317

 高校教諭の後藤さんは、若いころ4年間かけて自転車で世界一周したスポーツマンでした。それなのに運動不足で糖尿病になってしまいました。

患者自ら立つ9

tatu9.JPG心臓移植 小林未央さん(25歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317
製薬会社に勤務する小林未央さんは、7歳の時に渡米して心臓移植を受けました。命の恩人である主治医をなぜか怖くて仕方ありませんでしたが、WSを経て、問題は自分の中にあったと気づきました。

患者自ら立つ8

yosidayuuko.JPG線維筋痛症 吉田裕子さん(38歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317 3人の子育てをしている吉田裕子さんは、全身が痛くて動けず、寝たきりの生活でした。今も痛みは変わりませんが、いろいろなことにチャレンジしています。

患者自ら立つ7

46tatutanimizu.JPG膠原病 谷水典子さん(36歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317
 現在専業主婦の谷水典子さんは、難病に襲われた後、聞き分けのいい患者として過ごしてきました。でも今は言いたいこと尋ねたいことを医療者に伝えられます。

患者自ら立つ6

tatumamiya.JPGC型肝炎ほか 間宮清さん(46歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317 サリドマイド被害者の間宮清さんは、12年前にC型肝炎感染が分かりました。3回のつらいインターフェロン治療でもウイルスは消えず、しかし間で受けたセルフマネジメントプログラムが生きました。

患者自ら立つ5

うつ病 甲斐村瑞希さん(33歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317kaimura.JPG


 両親と共にラーメン屋を営む甲斐村さんは笑顔を絶やしません。でもつい2年前まで、それは顔に張り付いた仮面でした。

患者自ら立つ4

白血病 堀田めぐみさん(49歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317
horita.JPG 幹部自衛官だったという珍しい経歴を持つ堀田めぐみさんは、教師をしていた4年前に急性リンパ性白血病を発症。再発の不安を抱えながらも、今は難病相談・支援センターの相談員をしています。

患者を支える4

特定公益増進法人 社団 日本糖尿病協会
*このコーナーでは、様々な疾患の患者団体や患者会がどのように患者さんを支えているのか、ご紹介していきます。

患者自ら立つ3

関節リウマチ 田中ツネ子さん(72歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317
tanakatune.JPG  田中ツネ子さんは元小学校教諭。病気のために大好きな仕事を辞めざるを得なくなり、以来5年前までの25年間、家で寝たり起きたりという生活を続けてきました。でも今は街を歩き回っています。

患者自ら立つ2

血友病など 武田飛呂城さん(30歳)
*このコーナーでは、日本慢性疾患セルフマネジメント協会が行っているワークショップ(WS)を受講した患者さんたちの体験談をご紹介しています。同協会の連絡先は、03-5449-2317
takedahiroki.JPG 先月号で簡単に来歴をご紹介した血友病の武田飛呂城さん。彼の言葉を借りながら、セルフマネジメントとは一体どんなことなのか、見ていきましょう。

血友病ほか 武田飛呂城さん(30歳)

日本慢性疾患セルフマネジメント協会

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 あなたは現在の医療機関に満足していますか? 満たされないものを感じているとしたら、何が不満なのか、ちょっと考えてみましょう。ひょっとすると医療機関では得られるはずのない性格のものを無意識に求めてはいませんか。餅は餅屋です。

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