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ニュース〜医療の今がわかる

後期研修班会議7


阪井
「(略)大西さん(米国の制度について発表)、最後のところで内視鏡をするけれど、できない時は専門医ということだったが、家庭医の中でできる人とできない人がいるのか」

大西
「クリニックの規模によるんだと思う」

阪井
「英国のGPと米国の家庭医と同じなのか違うのか」

川崎(慶應4年)
「ゲートキーパーとしての役割がある。全員登録して1対1の対応関係がある」

阪井
「診療内容は」

川崎
「資料の5頁に内容はある」

土屋
「これを見て米国家庭医と違いはあるか」

大西
「手技については、ほとんど同じ」

土屋
「会場でどなたか」

葛西
「扱う疾患や手技で家庭医を規定するのは難しい。社会の医療制度の中で役割が変わってくる。基本的な考え方とアプローチの方向は同じだが、社会の中の役割はそれぞれ違う」

村重
「私の経験でしかないが、米国の家庭医のトレーニングの中に内視鏡はなかった。すべて専門分化が日本以上に進んでいて、というのは常に訴訟リスクを念頭において診療しているので、他科の専門分野には手を出さないし出せない。内視鏡は消化器内科のトレーニング以外ではやらない。日本の場合、たとえば血液内科の専門医であっても必要に応じて内視鏡や気管支鏡ができたりする。その意味では日本の専門医の方がよほどアメリカの家庭医よりジェネラルに診られる」

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