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「病院医療従事者の負担軽減について」 ─ 厚労省説明

■ 厚労省課長の説明⑤ (看護師の業務)
 

[厚労省保険局医療課・鈴木康裕課長]
 それから、(提案の)2つ目でございますが、看護職員の方々の勤務負担についてでございます。スライドで言いますと、18をご覧ください。

【スライド18】
病院医療従事者の負担軽減018.jpg 看護職員の方たちに特に業務量が多いということ......、夜間の勤務形態について辛い部分があるということで......。

 今までのところ、(看護)補助体制を加算するとか、夜勤についても月間72時間以上(ママ)にする等々の措置をとってきているところであります。

 実際に、看護師の方々の業務内容がどのように変化していくのかという大きな流れを見てみますと、スライド19のようなことだと思いますが......。

【スライド19】
病院医療従事者の負担軽減019.jpg これは看護師さんに行っていただく業務も少しずつ拡大していくと共に、看護師さんが今まで行っておられた業務の中でも、例えば医療職種や事務職等々にやっていただける部分が少しずつ出てくるだろうという、この両面を考える必要があろうかと思います。

 その関係で言いますと、スライドの20でございますが......。

【スライド20】
病院医療従事者の負担軽減020.jpg これは看護師さんが行っておられる業務......、これが濃い青で書いてあります。それから看護助手の方、クラークの方たちが行っておられるのが薄い青色で書いてありますが......。

 概して整理いたしますと、左の方の業務はやはり基本的には看護師さんが行っていただく業務。例えば、薬を出す等々ですね。それから右側の方の業務は、クラークさん......、助手の方......

 (語気を強めて)「でも」できる業務ということ。この辺の負担をどう考えていくかということが1つあろうかと思います。
  

【目次】
 P2 → 厚労省課長の説明① (概要)
 P3 → 同② (チーム医療の評価)
 P4 → 同③ (薬剤師の業務)
 P5 → 同④ (薬剤師の病棟配置)
 P6 → 同⑤ (看護師の業務)
 P7 → 同⑥ (看護師の勤務形態)
 P8 → 同⑦ (交代制勤務の課題)
 P9 → 同⑧ (多様な勤務形態活用)
 P10 → 同⑨ (外来診療の負担)
 P11 → 同⑩ (提案)

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