医師密度、研修、高度技術など重視 ─ DPC中間報告案
■ 委員の大幅な変更
[小山信彌分科会長(東邦大医療センター大森病院心臓血管外科部長)]
定刻となりましたので、ただ今から平成23年度第6回診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催させていただきます。
本日でもって、委員がだいぶ替わっておりますので、はじめに委員の交替につきまして事務局(保険局医療課)からご紹介をお願いいたします。
▼ 新しい委員名簿はこちら。
[厚生労働省保険局医療課・迫井正深企画官]
それでは、ご紹介させていただきます。
8月9日付で、池上直己委員(慶應義塾大医学部医療政策・管理学教授)、熊本一朗委員(鹿児島大医療情報管理学教授)、齊藤壽一委員(社会保険中央総合病院名誉院長)、酒巻哲夫委員(群馬大医療情報部教授)、難波貞夫委員(富士重工業健康保険組合総合太田病院病院長)、山口直人委員(東京女子医大医学部衛生学教授)、吉田英機委員(昭和大医学部名誉教授)がそれぞれご退任となっております。
替わりまして本日は、国際医療福祉大学薬学部薬学科教授の池田俊也委員、
それから社会保険診療報酬支払基金医科専門役、井原裕宣委員、
それから医療法人渓仁会・手稲渓仁会病院副院長、樫村暢一委員、
それから福岡県保健医療介護部医監、香月進委員、
それから公益財団法人結核予防会・複十字病院長、工藤翔二委員、
千葉大学大学院医学研究院小児病態学教授、河野陽一委員、
保健医療福祉情報システム工業会医事コンピュータ部会DPC委員長、竹井和宏委員、
北海道大学病院地域医療指導医支援センター長、藤森研司委員、
それから財団法人聖路加国際病院事業管理部財務経理課マネージャー、渡辺明良委員
が新しく当分科会の委員に着任をされております。以上でございます。
[小山信彌分科会長]
はい、ありがとうございます。(中略) それぞれの方々から、ちょっと一言ずつご挨拶を頂きたいので、よろしくお願いいたします。まず池田委員、よろしくお願いいたします。
[池田俊也委員(国際医療福祉大学薬学部薬学科教授)]
国際医療福祉大学の池田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
それだけでいいの? (委員ら、笑い)
[池田俊也委員(国際医療福祉大学薬学部薬学科教授)]
薬学におりますけれども元々は医者でございまして、薬剤の分析あるいは疫学等を専門にしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
失礼しました。一言ずつと......(笑い)、......言っていただいて結構ですので、ぜひそんな雰囲気の中でよろしくお願いいたします。では井原委員、よろしくお願いいたします。
[井原裕宣委員(社会保険診療報酬支払基金医科専門役)]
社会保険の支払基金から参りました井原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私はこの分科会には、2度ほど参考人としてお邪魔したことがございます。普段、審査しかしておりませんけれども、少しでも皆様方とお話し合いができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
ありがとうございます。では樫村委員、よろしくお願いいたします。
[樫村暢一委員(医療法人渓仁会・手稲渓仁会病院副院長)]
手稲渓仁会病院副院長の樫村でございます。
[小山信彌分科会長]
先生、申し訳ありません。(マイクのスイッチを)押していただけますか。
[樫村暢一委員]
手稲渓仁会病院副院長の樫村でございます。専門は外科ですので、現在も現役の外科医としてやっております。臨床医の立場で少しでも貢献できればと思っております。よろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
はい、ありがとうございます。それでは工藤委員、よろしくお願いいたします。
[工藤翔二委員(公益財団法人結核予防会・複十字病院長)]
結核予防会・複十字病院の院長をやっております工藤でございます。私は齊藤先生(社会保険中央総合病院名誉院長)......、内保連(内科系学会社会保険連合)の代表でございますけれども、その後釜と言ったらなんですけれども、現在、内保連の副代表をさせていただいております。
専門は呼吸器内科学ですけれども、15年ほど大学におって定年になって、今、こちらの病院に来ておりますけれども、まさにDPCとの格闘......(委員ら、笑い)......をさせていただいております。よろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
よろしくお願いします。では河野委員、よろしくお願いいたします。
[河野陽一委員(千葉大学大学院医学研究院小児病態学教授)]
千葉大学医学部、小児科病態学の教授をしております河野でございます。よろしくお願いいたします。
私はこの3月までずっと千葉大学の病院長を務めておりまして、大学病院の経営の厳しさというのをしみじみと肌で感じてきたところでございますので、このDPCの評価分科会で、少しでもそういった肌で感じた経験などを、少し触れさせていただければと存じます。よろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
はい、よろしくお願いします。では竹井委員、よろしくお願いいたします。
[竹井和宏委員(保健医療福祉情報システム工業会医事コンピュータ部会DPC委員長)]
保健医療福祉情報システム工業会、略称「JAHIS」と言いますけれども、そちらから来ております竹井と申します。
JAHISですけれども、コンピューターメーカー......、現在349社が参加されている団体でございます。DPCについては、制度の立ち上げ当初からシステムの面でいろいろ......させていただきました。
このたび、このような会議に参加させていただく機会を設けていただきまして、一層、制度に貢献したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
次に藤森委員、よろしくお願いいたします。
[藤森研司委員(北海道大学病院地域医療指導医支援センター長)]
北海道大学の藤森でございます。元放射線科医で......、ちょっと現場から離れているんですが、DPCデータの分析を今、専門にしておりますし......。
実は、病院の医事と審査支払いのほうも参加させていただいて、多方面からいろいろお話ができるかなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
では最後に渡辺委員、よろしくお願いいたします。
[渡辺明良委員(財団法人聖路加国際病院事業管理部財務経理課マネージャー)]
聖路加国際病院の渡辺でございます。病院経営の立場から何か貢献ができればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
[小山信彌分科会長]
はい、ありがとうございます。以上、9名中......、香月委員(福岡県保健医療介護部医監)が欠席したので、8名の新任の委員の先生からご挨拶を頂きました。よろしくお願いいたします。
このメンバー、皆さんお感じになると思いますけれども、だいぶ様相が変わってまいりました。工業界から、あるいは事務系からというようなこともありまして、幅広くDPCについて議論を進めていただいて、より良い制度ができあがればと思っておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
【目次】
P2 → 委員の大幅な変更
P3 → 分科会長代理に松田委員
P4 → DPC制度への参加について(案)
P5 → データ提出係数の運用について(案)
P6 → 1月21日の中医協で了承された事項
P7 → 中医協総会への中間報告案
P8 → 「数学的に正しいんですか?」 ─ 美原委員
P9 → 「統計学的な検定を行っていない」 ─ 厚労省
P10 → 「単純なミスでございます」 ─ 厚労省
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