医師密度、研修、高度技術など重視 ─ DPC中間報告案
■ 1月21日の中医協で了承された事項
[小山信彌分科会長(東邦大医療センター大森病院心臓血管外科部長)]
それでは本日のメインテーマでございます。この議論について始めたいと思います。「DPC制度(DPC/PDPS)に係るこれまでの検討状況」ということで、これが中医協に報告する原案という形になります。
▼ 資料はこちら。
この(分科会の)中で約半年間......、この前、(中医協総会に報告したのが)2月が最後ですから、その後の議論が一応、まとめられたものであります。
▼ 前回、中医協総会に報告した際の資料はこちらのページ、「DPCの基本的考え方について」を参照。1月21日の中医協総会の議事録はこちら。
これについて議論をしていきたいと思います。まず、事務局からご説明をお願いいたします。
[厚生労働省保険局医療課・丸山慧主査]
再び失礼いたします。お手元には、「D-4-1」をご用意ください。(中略) 1月21日に中医協総会でご了承いただいた事項を線囲いでまとめさせていただいております。(中略)
1月21日以降、計6回......、本日を含めませんが、DPC評価分科会での検討としては2つ、大きなご議論を頂いてまいりました。
1つは調整係数見直し後の医療機関別係数、2つ目は高額薬剤等に係る対応ということ。(中略) まずは医療機関別係数の報告案ということでございます。
2ページ目は1月21日の総会でご了解させていただいた以降方式の最終像の絵でございます。
今後は、最終的には、「基礎係数」+「機能評価係数Ⅰ」+「機能評価係数Ⅱ」という方法に徐々に移行していくということでございます。ここまでは1月21日のご了承事項です。
【目次】
P2 → 委員の大幅な変更
P3 → 分科会長代理に松田委員
P4 → DPC制度への参加について(案)
P5 → データ提出係数の運用について(案)
P6 → 1月21日の中医協で了承された事項
P7 → 中医協総会への中間報告案
P8 → 「数学的に正しいんですか?」 ─ 美原委員
P9 → 「統計学的な検定を行っていない」 ─ 厚労省
P10 → 「単純なミスでございます」 ─ 厚労省
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