入院、外来、在宅医療について(総論)
2012年度の診療報酬改定に向けて、厚労省は10月5日の中央社会保険医療協議会で、「入院・外来・在宅医療について(総論)」と題する90ページの資料を示した。
担当課長のプレゼンは40分間に及んだ。詳しくは以下の通り。
[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
それでは定刻になりましたので、ただ今より第198回中央社会保険医療協議会総会を開催いたします。(中略) 議事に入らせていただきます。はじめに、「医療経済実態調査誤送付に伴うデータ検証報告」を議題といたします。(中略)
▼ 同日の議題、資料はこちら。
他にいかがでしょうか。よろしいですか。それでは、他に質問等がないようですので、本件につきましてはこの辺りにしたいと思います。事務局(保険局医療課)に対しましては、今後、「医療経済実態調査」が確実に行われるように今まで以上に慎重に取り組んでいただくことを要請いたしまして、検証報告については中医協として了承することにいたしたいと思います。
それでは、次の議題に移ります。次に、「入院、外来、在宅医療について(総論)」を議題としたいと思います。事務局より資料が提出されておりますので、事務局に報告をお願いいたします。どうぞ。
[厚生労働省保険局医療課・鈴木康裕課長]
医療課長でございます。私のほうから、「中医協 総─2」についてご説明を差し上げたいと思います。まず、この資料の位置付けでございますけれども、今日は何らかの結論を頂くということではございません。
また、この「入院、外来、在宅医療」、それぞれに、これから順次、各論をお持ちしてまいります。今日は議論のキックオフということで、若干のお時間を頂きたいということでございます。
また、これにつきましては将来、在宅医療の2025年ということですけれども、将来に向けて、今回の同時改定は第一歩であるというふうにとらえておりますので、様々なご議論を頂いた上で、一定のロードマップとして考えさせていただければと思っております。
若干、タイトでございますので、また大事な論点でございますので、少しお時間を頂きますけれども、ご説明をさせていただきたいと思います。
【目次】
P2 → 医療を取り巻く環境
P3 → 社会保障と税の一体改革
P4 → 入院① 高度急性期・一般急性期
P5 → 入院② 亜急性期等
P6 → 入院③ 長期療養
P7 → 入院④ 地域に密着した病床
P8 → 入院⑤ 今後の方向性
P9 → 外来① 病院勤務医の負担
P10 → 外来② 病院の負担
P11 → 外来③ 大病院の負担
P12 → 外来④ 今後の方向性
P13 → 在宅① 死亡者数
P14 → 在宅② 看取り
P15 → 在宅③ 訪問診療
P16 → 今後の目標と課題