編集発行人が書籍を出版しました。
このほど、『ロハス・メディカル』編集発行人の川口恭が、『がん重粒子線治療のナゾ』(大和出版、本体1600円)という書籍を出版しました。極めて精密に体への負担少なく治療できる日本独自の炭素イオン線照射技術の原理と開発に携わった人々を紹介した本です。
炭素イオン線照射は患者にとって心強い技術であり、また科学技術庁の公費で開発が進められてきたものなので、一日も早く広く安価に提供されるべきなのですが、医療界の主流派や厚生労働省からすると鬼っ子のような存在でもあり不当に虐げられています。現在も大きなピンチに直面しており、この処理を医療界の偉い人と厚労省だけに任せておくと、折角の技術が立ち枯れてしまいかねないので、心ある医療従事者、少しでも良い治療を受けたい患者さんと家族に、実像を知っていただくべく刊行いたしました。
正史には出てこない秘話がたくさん隠れていました。重粒子線治療のことを知っているつもりの方々にも、是非お読みいただきたい一冊です。