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ニュース:カテゴリー「介護・福祉/従事者」の記事一覧

きぼう表紙.JPG 東日本大震災から半年経ちました。被災された方々を取り巻く環境は依然として厳しいものがあり、健康への影響も心配されます。仙台市に本拠を置く健診機関「杜の都産業保健会」から委嘱を受け、生活環境が激変してしまった方々の健康維持のヒントとなるような小冊子『きぼうメディカルみやぎ』(右の写真は表紙)を制作しました。費用は、第一三共グループと同社員からの寄付で賄われました。ロハス・メディカル仙台版版元である日本シナジーマネジメント社が仕切って、河北新報社や各地のシルバー人材センターの協力も得て、宮城県内すべての仮設住宅に配布していきます。(川口恭)

 介護家族へのインタビューを4回にわたってお届けしてきましたが、4人と出会ったきっかけは「つどい場さくらちゃん」でした。4人は介護者同士が共感したり情報交換したりする「場」の必要性を強調します。私も最初は一般的な家族会のように、集まって話すことで日ごろのストレスを和らげていく場かと思っていましたが、介護者が他の家族の見守りをしたり、介護する側とされる側が一緒に北海道に旅行して介護を学んだり。民間ならではの有機的な取り組みの中で、介護者自身が育つ姿がありました。(熊田梨恵)

11011801.JPG 元厚生労働省大臣政策官の村重直子氏が在野でキラリと光る人たちと対談していく好評のシリーズ、今年も続きます。2011年のトップバッターは昨年も一度ご登場いただいた小田知宏氏。ビジネスの経験を生かして障害者福祉の世界に新風を吹き込もうとしています。昨年12月9日にNPO法人「発達わんぱく会」を設立、発達障害の子どもたちを対象とした療育教室を展開していくことになっています。(川口恭)

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 元厚生労働省大臣政策室政策官の村重直子氏が在野のキラリと光る人たちと対談していく、そんな企画に登場する3人目は、コムスンで福祉という仕事のやり甲斐に目覚め、同社崩壊後の2年間を別の業界で修行した後、改めて福祉業界で単身起業するという小田知宏・前スターティア執行役員社長室長だ。(担当・構成 川口恭)

「社会保障基本法」シンポ2.jpg 救急患者の受け入れ先が決まらないのは、医療機関の怠慢だろうか。勤務医の環境が悪化しているのは、患者の権利意識の向上や医療訴訟の増加などに原因があるのだろうか。十分な医療を提供できないのは、医療機関の責任だろうか、それとも患者の責任だろうか。医師が悪いのか、患者が悪いのか。(新井裕充)

第4回終末期医療のあり方に関する懇談会TOP.jpg 死期が迫っている患者に対する治療方針をどのように決定したらいいだろうか。本人の生前の意思表示が文書に残されているなら、それに従ってもいいか。個人の意思は、日々変化するものではないか。死期が迫っていて患者の意思が確認できない場合はどうか。家族の判断に従って、延命を中止してもいいか―。(新井裕充)

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