「自分は健康」と思っている人を、楽しく医療につなげるには? |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月25日 10:00 |
ブログのタイトルは私が日々考えていることなのだが、これに関連して先日、個人的に興味を持っているNPOらが主催する健康イベントに出かけてきた。
市民の健康づくりのために各種イベントや講座などを行う認定NPO法人「健康ラボステーション」が、市民を対象にコレステロールや骨密度、血管年齢など9種類の測定を行い、管理栄養士や薬剤師が測定した数値を元に健康指導を行うというもの。毎月第三水曜日にグランフロント大阪で開かれている。
大阪市立大学健康科学イノベーションセンターと一般社団法人日本姿勢と歩き方協会も一緒に主催していて、同時に疲労度測定やウォーキング教室なども開かれている。
何が面白いかというと、この「健康ラボステーション」は、調剤薬局チェーンの企業が立ち上げ時から協力し、測定したデータを基に薬剤師や管理栄養士が健康指導を行い、必要に応じて受診勧奨するなど医療につなげているということ。「自分は健康」と思っていても、実は体はそうでもないという人をどう医療につなげるか。この活動の形も一つのモデルかもしれない。