誰がどう恥をかくのか 予防接種法改正
Ⅲ.議論が必要と考えられる事項
黒岩
「冒頭の2行目、『必ずしも』となぜ入っている」
事務局
「削除する」
宮崎
「10頁目の費用負担。最近は任意接種で高いワクチンが増えている。経済格差が健康に影響するようになっている。子供手当の2%ぐらいつぎ込めば一気に世界標準までいけるので、ぜひ民主党にはお願いしたい。もう一つ評価検討の組織のことだが、特に情報収集と提供には時間とお金がかかる。感染症研究所を中心に体制を強化していただきたい。人手の面でも強化してほしい」
岡部
「感染研が重要なことはその通り。データを常に出していくには相当の人手が必要。ということを踏まえて議論しないと先に進まない」
飯沼
「(6)の後半、忘れられちゃ困るくらいの扱いで研究開発のことが触れられているが、最後に取ってつけたように入れることではなく、枠1つを取って明確に位置付けてほしい。それからワクチンが余った理由として重複予約とキャンセルの問題がある。国民にワクチンに対する考え方の啓蒙をするというのも次の段階で入れていただきたい」
事務局
「(6)は、まさにそれが主眼なのでタイトルの方を変える」
黒岩
「接種の優先順位付けを国がやるかどうかも、今後の議論の対象に入れてほしい。それから厚労省の総括が行われるならそれを見守りたいと思うが、もしないようなら総括そのものも入れてほしい」
事務局
「先ほどの文言に戻るが『政府において行う今回の新型インフルエンザ対策についての総括』ではいかがか」
黒岩
「その総括は、どこが行うとしているのか」
事務局
「内閣官房」
黒岩
「厚労省はするつもりないのか」
事務局
「各部門でもちろん行う」
黒岩
「それはダメ。厚労省として総括すると書いて」