誰がどう恥をかくのか 予防接種法改正
山川
「政府において、とは具体的にどの省庁なのか」
事務局
「ほぼ全省庁。もちろん厚労省が占める割合が大きい」
山川
「中心となるのは」
事務局
「内閣官房」
黒岩
「厚労省が総括するという文言を入れないと国民は理解できない」
事務局
「厚労省をはじめとする政府において、ではいかがか」
黒岩
「日本語として、そんなにできないものか。誰が何をするというのが普通の表現。なぜ厚労省がと書けないのか。逆にそういう細かいところで抵抗すると、やらないつもりだなと国民は見る」
宮崎
「ワクチンの問題に関して、医薬食品局のワクチン産業ビジョンとの関連はどうなるのか」
事務局(医薬食品局)
「当然にワクチン産業ビジョンの延長線上にある」
宮崎
「からみは? 独立か? というのは、産業ビジョンの方は、しばらく開かれていない」
事務局(医薬食品局)
「リンクするのが当然」
飯沼
「啓蒙に関するお答えをもらってない」
事務局
「啓蒙という言葉は上から目線なので最近はあれだが、(3)がそういう趣旨なのだが」
倉田
「新型インフルエンザという妙な言葉遣いもやめた方がいい」
黒岩
「接種の優先順位の話はどうなったのか」
事務局
「予防接種法の規定の中で優先順位を示すことができることになっている」
部会長
「議論が必要な項目として(7)として、その他を設けるわけにいかないのか」
事務局
「Ⅲの冒頭に『今回の手当てにとらわれることなく』と書いてある」
部会長
「それが、その他を担保するということか」
黒岩
「文章には入れてもらえるのか」