文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

医師不足に関する見解

■ 災害と医療 ─ 岩手県
 

【東京大学医科学研究所・上昌広特任教授】
 3つ目です。今年になって、3.11で起こったこと。

上昌広先生資料_21.jpg

 これはやはり災害に強い国、大災害が起きたときに医療をどうするのかという議論が出ました。岩手県です。岩手県は、先ほどお示ししましたが、基本的に青です。盛岡周辺が赤くなっています。

上昌広先生資料_22.jpg

 もう一つは、ほぼ120キロ四方の四角です。もう一つ、山があります。大きな山があって、なかなか移動できません。災害が起こりました。

 岩手医大は、歴史が古いのです。1901年、私立岩手医学校を一旦廃校後に再開します。ですから、岩手は確かに地域医療としては東北の中ではレベルが高いと思います。
 

【目次】
 P2 → 医学部定員削減の見直し
 P3 → 2008年改革の要点
 P4 → 東西格差という問題
 P5 → 医学部の偏在
 P6 → 地域内格差 ─ 愛知県
 P7 → 地域内格差 ─ 徳島県
 P8 → 地域内格差 ─ 茨城県
 P9 → 地域内格差 ─ 千葉県
 P10 → 地域内格差 ─ 東京都
 P11 → 偏在に関する総括
 P12 → 災害と医療 ─ 岩手県
 P13 → 災害と医療 ─ 宮城県
 P14 → 災害と医療 ─ 福島県
 P15 → 連携・集約できない ─ 北海道
 P16 → 未曾有の高齢化を迎える日本
 P17 → 結語

  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
loading ...
月別インデックス