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ニュース〜医療の今がわかる

新生児医療の現状と課題

■ 新生児科医の勤務実態
 

【楠田聡氏(東京女子医大母子総合医療センター教授】
 そうすると、どうして新生児科医が少ないのかというと、やはりこれはその勤務実態、勤務の現状が大きく影響していると思うんです。

中医協ヒアリング-068.jpg

 その下は勤務実態を調査したものなんですけれども、平均月6回当直をし、それから当直明けの8割以上が連続勤務をしていると。だから、40時間を超える勤務をしている人もいるということで、やはり新生児科医の労働環境は余りよくないと。
 

【目次】
 P2 → 周産期医療とは
 P3 → 救急医療からみた新生児医療
 P4 → 低出生体重児の出生率
 P5 → 新生児死亡率と周産期死亡率
 P6 → 早産児、低出生体重児、新生児死亡率
 P7 → 周産期医療ネットワーク
 P8 → 平均寿命と新生児死亡率の関係
 P9 → 日本の新生児医療は危機的状況
 P10 → NICUが不足している
 P11 → NICUが不足する理由
 P12 → ハイリスク新生児の増加
 P13 → 長期入院児の影響
 P14 → 在宅医療が困難な状況
 P15 → 稼働していない病床
 P16 → NICUの必要数
 P17 → 新生児病床を増床する意志
 P18 → 新生児病床を拡充する上での障害
 P19 → 新生児科医の勤務実態
 P20 → 新生児搬送の特殊性
 P21 → 小児救急との両立が困難
 P22 → NICU運営のバックアップ
 P23 → NICUの運営経費と診療報酬
 P24 → 新生児科医の待遇改善
 P25 → 新生児医療の将来の改善策
 P26 → 謝辞

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