外来管理加算、地域医療貢献加算について
■ 地域医療貢献加算に伴う影響
[厚労省保険局医療課・鈴木康裕課長]
次に、29、30、31、32が関連でございますけれども、これは先ほどの目的にもあった通り、地域医療貢献加算の導入の目的というのは、軽症の病院外来というのをなるべく減らして、病院勤務医さんの負担を減らすということが1つの目的としてあったわけです。
それについて、どのような効果があったのかというのを分析しています。29の所、これは診療所の時間外の対応の増加というところで......
右側に、「大幅に減った」「減った」というのが大体合わせて1.6%。逆に、「大幅に増えた」、むしろ「増えた」というのが合わせて2.7%ということで、診療所のほうはむしろ施設基準の届出から、そういった時間外の対応が増えているということになります。
逆に、スライド30。これは病院全体でございますけれども......
同じように、時間外、休日・夜間における問い合わせが減ったか、もしくは受診が減ったか、ということについて、「減った」というのが7.6%、「増えた」というのが1.9%ですので、これは診療所とはかなり違った様相を呈しているということになろうかと思います。
【目次】
P2 → 外来管理加算の見直し(平20、22)
P3 → 初・再診料、外来管理加算の年次推移
P4 → 初・再診料、外来管理加算の割合等
P5 → 外来管理加算の算定要件見直しによる影響
P6 → 地域医療貢献加算の新設(平22)
P7 → 診療日・診療時間の状況
P8 → 診療時間外の対応の状況
P9 → 診療時間外の電話問い合わせ
P10 → 地域医療貢献加算に伴う影響
P11 → 都道府県別の届出割合
P12 → 時間外問い合わせの患者評価
P13 → 検証部会の報告等
P14 → 今後の方向性