外来管理加算、地域医療貢献加算について
■ 診療時間外の電話問い合わせ
[厚労省保険局医療課・鈴木康裕課長]
それからスライドの26。これは問い合わせ電話の有無を見たものでございますけれども、これも「届出あり」と「なし」で見ますと、3倍程度の差になっているということになろうと思います。
次に、スライド27でございますけれども、これは実際に電話の問い合わせ回数を見たものでございます。
実際に、受付件数と、それから下段が診察の件数が書いてございます。それぞれが「届出あり」「なし」に色が分けてありますけれども......。
これをご覧いただきますと、やはり「届出あり」のほうが電話も受けているし、診察もしているということが数字上、言えると思いますし、その実際の平均的な値、1診療所当たりの件数が右側に書いてございます。
囲ってございますけれども、件数で見ますと4倍から5倍。診察件数ですと、5倍ということになります。
それから、問い合わせ電話への対応方法、対応時間等ですと、平均対応時間......、実際に「届出あり」のほうが「届出なし」よりも長いということになっております。
それから実際、結果......、電話に対する対応についても、一番上の「電話の指示」、それから2番目の「外来診療や往診の実施」の割合を2つで比較しますと、左側が「届出あり」、右側が「届出なし」でございますけれども......
「届出あり」のほうが、「外来や往診を実施」したほうが「電話指示」そのものよりも増えているのに対して、「届出なし」の場合には、半数近くしか外来や往診を実施していないということになっています。
【目次】
P2 → 外来管理加算の見直し(平20、22)
P3 → 初・再診料、外来管理加算の年次推移
P4 → 初・再診料、外来管理加算の割合等
P5 → 外来管理加算の算定要件見直しによる影響
P6 → 地域医療貢献加算の新設(平22)
P7 → 診療日・診療時間の状況
P8 → 診療時間外の対応の状況
P9 → 診療時間外の電話問い合わせ
P10 → 地域医療貢献加算に伴う影響
P11 → 都道府県別の届出割合
P12 → 時間外問い合わせの患者評価
P13 → 検証部会の報告等
P14 → 今後の方向性