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中医協炎上、「激しく、時には優しく」と長妻厚労相

■ 「激しく、時には優しく」 ─ 長妻厚労相
 

[遠藤久夫委員長(学習院大経済学部教授、中医協会長)]
 ご意見として、今おっしゃった内容はすべて議事録に残りますし、また、メディアが一杯いますから、「中医協紛糾」とかなんとか、そういう......。(会場、爆笑)
 あの......、中医協としては今の段階では声明を出すということはいたしません。全会一致でないということでありますから。ただ、「今後また議論を続ける」ということでは合意が得られていますので、議論......、進め方を見ながら議論していくと、そういうふうに思っております。

 それでは本日、長妻厚労大臣がお見えになっておりますので一言。

 ▼ 政権交代後、厚労相の中医協出席は初めて。

[長妻昭厚労相]
 どうも皆様、今日も含めて連日、本当に頻繁にご議論いただきまして、明日の日本国の医療全般について、本当に皆様のご助言が必要でございます。
 新たに委員になられた方もおられますけれども、今後とも活発なご議論を頂きたいと思います。

 国会では、もっとさらに激しい議論がございますので、本当にご遠慮なさらず、激しく、時には優しく議論をですね、議論を活発にしていただくことがですね、論点を曖昧にせずに、詰めて詰めて合意を得ると。安易な妥協は決裂への道というふうに私は自分に言い聞かせてこれまでいろいろな活動をしておりましたので、また今後とも、ご助言を頂きますよう、よろしくお願いします。

 大変、ご挨拶が、こちらに出席するのが遅れまして、恐縮でございますが、本当にお時間がない中、頻繁にこの会に来ていただきますことを感謝申し上げて、私の挨拶といたします。どうも、(議論の)途中で申し訳ございません。(委員から拍手、以下略)

 ▼ 拍手しちゃうのか......。
 
 
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 【目次】
 P2 → 「最終報告が出た段階で意見を承りたい」 ─ 遠藤会長
 P3 → 「決まる前に『慎重にやれ』と中医協から声明を」 ─ 嘉山委員(診療側)
 P4 → 「伸びたから下げようという議論は乱暴」 ─ 安達委員(診療側)
 P5 → 「行政刷新会議はどういう法律の裏付けか」 ─ 白川委員(支払側)
 P6 → 「人民裁判でも見ているようで怖い感じ」 ─ 鈴木委員(診療側)
 P7 → 「中医協は冷静に動きを見守って結論を頂いて議論」 ─ 北村委員(支払側)
 P8 → 「中医協として何らかの意見を出していただきたい」 ─ 西澤委員(診療側)
 P9 → 「概算要求額と税収の乖離で何を考えるか」 ─ 森田委員(公益側)
 P10 → 「中医協として今の段階で意見を出すのは無理がある」 ─ 勝村委員(支払側)
 P11 → 個人の人格、意見を無視する」 ─ 白川委員(支払側)
 P12 → 中医協炎上 ─ 勝村委員 VS 嘉山委員
 P13 → 「激しく、時には優しく」 ─ 長妻厚労相

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