文字の大きさ

ニュース〜医療の今がわかる

村重直子の眼8 内田健夫・前日本医師会常任理事


内田
「積極的に勧奨して、受けない場合にはペナルティみたいなものを考えるか、あるいは保険者がやる疾病予防共済制度みたいなシステムもいいんじゃないかと思っています。受けない人は、その分、共催の積み立て分だけ自分の分は払うということにするとインセンティブも働くと思います。足りない部分は公金も投入すると。保険者が強くなりすぎますけど。まあ中長期的な展望とデータの蓄積と戦略という意味で、現状はあまりにも貧しいと思います」

村重
「データを開示して検証してフィードバックして、メリハリをつけていくということがなかなかできないですよね」

内田
「厚生労働省に期待するのは無理なようですから、政治がどこまでやるかですね。それと学会が果たす役割もなかなか」

村重
「学会に頼ってないで、現場の先生方がどんどんデータを出していかれるといいと思いますけどね」

内田
「あとは医師会ですね」

  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
loading ...
月別インデックス