医療計画の概要について
■ 一般病床・療養病床の病床数の推移
【厚労省の説明】
6頁です。基準病床数制度を取り入れる以前、以後の病床数の推移についてお示ししています。
昭和30年から昭和60年にかけて、右肩上がりで病床数が増加してきていますが、昭和61年に基準病床数制度が導入され、平成5年の120万床をピークに、120万床で推移する状況になっています。
7頁は「一般病床数及び療養病床数の推移」です。
先ほどのグラフの内容を解析してみますと、10万人当たりの病床数は、上位10道県、下位10道県を比較しても、いずれも減少しているのですが、右の表で、平成5年を1として見ると、上位10道県については下がっており、下位10道県については上がっているということで、制度の目的は果たされていることがわかります。
【目次】
P2 → 医療計画見直しのスケジュール(案)
P3 → 医療計画制度
P4 → 地域完結型医療の実現
P5 → 医療計画の基本指針等
P6 → 医療圏
P7 → 規模別にみた二次医療圏
P8 → 人口10万人当たり病院数等
P9 → 医療機器設置台数(二次医療圏)
P10 → 規模別にみた二次医療圏ごとの流出患者割合
P11 → 医療法の改正の主な経緯
P12 → 基準病床数制度の目的等
P13 → 病院開設・増床の許可等
P14 → 職域病院等の病床数の補正
P15 → 基準病床数制度の算定式の変遷
P16 → 一般病床・療養病床の病床数の推移
P17 → 基準病床数に対する病床数の推移
P18 → 4疾病5事業の考え方等
P19 → 4疾病5事業の圏域の設定①
P20 → 4疾病5事業の圏域の設定②
P21 → がん対策推進基本計画等における考え方
P22 → ストラクチャ、プロセス、アウトカム指標の盛り込み
P23 → がんの医療体制
P24 → 脳卒中の医療体制
P25 → 急性心筋梗塞の医療体制等
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