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ニュース〜医療の今がわかる

医療事故調検討会17


田浦
「報告書を書く前の遺族に対するヒアリングは、解剖施設で調整看護師が遺族から聴き取り調査をして文章として起こしたものを四十九日が過ぎたころに遺族に送って、遺族の同意を得るようにしている。同意が得られたら、それを評価委員全員にメールで送って、レポートの参考にしていただく」

辻本
「山口委員から、標準化、短縮化、簡便化の必要性、あるいは統一的対応の必要性という話があった。私も大阪の委員として議論に参加して、スタート当初は本当に模索、模索の中で、しかし、初めてのことをみんなが一生懸命やっていこうという素晴らしいエネルギーを感じながら参加した。それを簡便化していくことでマイナスとして働くことはないか4人にお尋ねしたい。
 それから田浦参考人に。調整看護師の役割が非常に重要であることは関わる中でも感じいる。いまのご報告でも、さぞやご苦労されていることと痛感した。今後こうした事業が始まる時に、調整看護師の役割が今以上に大きくなっていくであろう。養成にどういったことが必要とお感じか」

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