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ニュース〜医療の今がわかる

医療事故調検討会17


「評価委員会の審議やメール上の審議を踏まえて、第1評価医が評価結果報告書を手直しし、手直ししたものを委員全員にお配りし、読んでいただき、それで了承していただければ、説明会を開くという流れになる。
 説明会は1週間前に3つの資料を郵送で、依頼元機関と遺族に送り、読んでいただきたい。そして、質問があれば文書で前もっていただければ、ちゃんと文書でお返ししますよとか、そういうふうにする。
 説明会に参加するのは、地域代表と評価委員長と第1評価医。第1評価医が説明をする。この説明会では、遺族を中心としたものになるよう、私どもは大変気を配る。例えば並ぶ順番でも、遺族と依頼元機関が対面しないよう遺族と依頼元機関は横並びにする、その前に評価委員会の委員が到着するというふうにいろいろ工夫をして、また、評価委員に質問しやすいようにとか、そんな配慮する。
 先生方がせっかく素晴らしい報告書を作っていただいても、それをゆっくりと分かりやすい言葉で説明していただかないと、元の木阿弥になってしまうので、第1評価医の先生には委員会の前によくお話して、ゆっくりと分かりやすくということをお願いしている。遺族を中心とした質問をしてもらうように、依頼元機関にお願いしたりもしている。
 説明会が終わったら、2週間以内の期限で、もう一度質問を受け、その質問に回答したら、それで一応終わる。評価委員の先生全員にお礼のメールをし、委員会は解散することを連絡する。これが申請から説明会までを通しての苦労話のようなもの」
  • MRICメールマガジンby医療ガバナンス学会
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