現行医療計画の問題点について
■ A区の三次救急施設へのアクセス時間
【河原和夫・東京医科歯科大学大学院教授】
それから、A区での三次救急、東京ばかりを例示して恐縮ですが、東京の1つの問題は環状7号線、環状8号線を取り巻く領域の南北の移動が悪い。
杉並区によく三次救急がいくということが、区議会でも質問が出ますが、これを見ると、つくっても搬送時間は変わらないのです。
このデータで、それ以来区議会での質問はなくなったみたいです。住民に対して、正しい情報をいかに伝えて、合意を得ていくかということが、医療計画には抜けていると思います。
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