入院、外来、在宅医療について(総論)
■ 在宅② 看取り
[厚労省保険局医療課・鈴木康裕課長]
在宅支援病床としては、在宅支援診療所、在宅支援病院ということになります。
これは既にご紹介しておりますけれども、実際の届出数の中で、1人以上を看取っておられるという所が半分......ということになります。
次の73。
これは、そういう診療所の点数と、他の診療所と具体的にどう違うのかというところを書いてあります。主には、往診、それから看取りに関する点数ということが......あります。
次のスライドの74は、在支診(在宅療養支援診療所)とそれ以外の診療所で、何を......ということでございます。
上が在支診、下が在支診でないもの。やはり複数のお医者さんがおられる診療所が在支診には多い。1人ではなかなか辛いということが言えると思います。
次のスライドの75、76、77は既にご紹介をしておりますのでちょっと飛ばしますが、基本的には76に書いてありますような......
これは在支診で看取っている所を青で示しておりますけれども、各県の看取りの中で、在支診の看取りの数を......、たとえ倍にしても、今のままではなかなかそれだけでは......と思いますし......
在支診の看取りというものが各県の在宅死の数と連関しているということ......。そこのところを、地域の......ということだと思います。
スライドがちょっと飛びまして、79でございますけれども......。
これは緑と赤と青で......、これは在支診の調査資料で、非常にやっている所が緑、中間の所が赤、きっかけがない所が青というので整理してあります。実際に、カンファレンスをやっている所のほうが看取りをしっかりやっているということが言えると思います。
それから次のスライドは、地域連携に携わる職員を配置しているかどうかということで......
やはり配置をしているほうが、看取りをしっかりやっているということになります。こういう所を......、どうするのか......というのが問題です。
それからスライドの81でございますけれども......
「検討の視点」と下のほうに書いてございます。今現在は、基本的には1つの医療機関......、診療所なり病院なり、1つの医療機関がある患者さんを支援するということになっていますので......
1人では対応できないということもあると思いますが、ここをやはり......、非常に、在宅医療に特化する......、複数のお医者さんを置いて、在宅療養もしくは訪問診療に特化するような診療所や病院。
病院は、基本的には診療所の近くにないような......、あると思いますけれども、それをどう考えるか。
もう1つは、これは現在ない......、右側のほうです。これは診療所の中で、もしくは診療所と病院の間でグループを組んで、患者さんの在宅医療を支援する。こういう形の支援をするのであれば、ある......、いろんな県の中で、支援診療所などが絡んで、しっかり看取りを支援していく......ということはどうか、ということだと思います。
【目次】
P2 → 医療を取り巻く環境
P3 → 社会保障と税の一体改革
P4 → 入院① 高度急性期・一般急性期
P5 → 入院② 亜急性期等
P6 → 入院③ 長期療養
P7 → 入院④ 地域に密着した病床
P8 → 入院⑤ 今後の方向性
P9 → 外来① 病院勤務医の負担
P10 → 外来② 病院の負担
P11 → 外来③ 大病院の負担
P12 → 外来④ 今後の方向性
P13 → 在宅① 死亡者数
P14 → 在宅② 看取り
P15 → 在宅③ 訪問診療
P16 → 今後の目標と課題