入院、外来、在宅医療について(総論)
■ 在宅③ 訪問診療
[厚労省保険局医療課・鈴木康裕課長]
次は、現在の在宅患者の訪問診療のイメージ......、ちょっと見にくくてあれですが、20年の状況がスライドの82。
22年改定後が83になります。
大きな違いは......、ちょっと(ページが)行き来して......ですが、居宅系施設とマンションを分けていたのが20年でして、居宅系の施設では1人目が訪問診療料の2という安い料金。1人の場合でもそう。
マンションであれば何人いても高い金額が取れるということになっておりましたけれども、これを改めまして次の83にあるような、マンションであろうと居宅系の施設であろうと、1人しか......、2人以上の場合には1人目から安い点数ということで、こういう......。
今後、こういうことも含めて、どのようにマンションなり居宅系の施設で......、医療サービスを支援していくか......ということになると思います。
スライドの85。
これは少し分かりにくいかもしれませんけれども、要介護認定を受けた高齢者の方は、基本的には介護優先ということで、訪問看護等は介護になるということです。
ただし、右下に赤で書いてあるようなカニューレを入れているとか、褥瘡......というような患者さんについては「特別訪問看護指示書」を出していただければ、医療からも......、これを......
この部分、医療と介護との関係で重要になると思いますけれども、どういう所について、医療......、あるのかないのかということだと思います。
ただし、次のスライド86......
これは新聞記事からの抜粋ですけれども......、あの......、嫌な言葉ですけれども、一部では「寝たきりマンション」というものが一部出てきていまして......
要介護認定を受けて介護保険の請求をした上で、毎月必ず、先ほど申し上げた「特別訪問看護指示書」なしで......ということで月に100万円ぐらい売り上げているというような問題もありますので、一定程度のインセンティブはきちっと見る反面、こういう所をどのように監視していくか......ということもあろうかと思います。
次のスライド87は、今のまとめでございます。
【目次】
P2 → 医療を取り巻く環境
P3 → 社会保障と税の一体改革
P4 → 入院① 高度急性期・一般急性期
P5 → 入院② 亜急性期等
P6 → 入院③ 長期療養
P7 → 入院④ 地域に密着した病床
P8 → 入院⑤ 今後の方向性
P9 → 外来① 病院勤務医の負担
P10 → 外来② 病院の負担
P11 → 外来③ 大病院の負担
P12 → 外来④ 今後の方向性
P13 → 在宅① 死亡者数
P14 → 在宅② 看取り
P15 → 在宅③ 訪問診療
P16 → 今後の目標と課題