2010年06月のアーカイブ

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2010年06月30日

佐藤章・福島県立医大名誉教授追悼 村重直子の眼 コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月30日 13:39

さる6月28日晩、周産期医療の崩壊をくい止める会代表の佐藤章・福島県立医大名誉教授(このページの下部もご覧ください)が逝去されました。『村重直子の眼』では小山万里子・ポリオの会代表の記事を配信途中ではありますが、緊急追悼企画として、周産期医療の崩壊をくい止める会の活動などで米国内科学会から表彰された湯地晃一郎・東大医科研助教との対談を掲載いたします。(川口恭)

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2010年06月29日

「労基法違反がバレバレになる」 ─ 厚労省課長

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2010年06月29日 19:20

 医療機関のコストを調査する中医協の分科会で厚生労働省の課長は、「職種別の給与が把握されていない病院がある。タイムカードなんか全然使っていない。もしかすると、労働基準法違反がバレバレになるのでやらないのかもしれない」と述べた。(新井裕充)

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2010年06月24日

「ドラッグ・ラグ」「2010年問題」などを議論 ─ 中医協(6月23日)

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2010年06月24日 01:27

 厚生労働省は6月23日、中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)の薬価専門部会と総会を開催した。海外で承認されている薬が国内で使えない「ドラッグ・ラグ」や、大型製品の特許が切れる「2010年問題」などについて議論、医師の処方権を保障した「55年通知」による弾力的な運用などが争点となった。(新井裕充)

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2010年06月23日

国の救急電話相談モデル事業が廃止の危機

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月23日 12:12

 国が昨年度から実施している、119番で救急車を呼ぶべきか判断に困った患者からの電話相談を受ける救急電話相談のモデル事業が、総務省内の「事業仕分け」で「廃止」と判定された。実際に廃止されるかどうかは選挙後の政務判断に任されているが、もしそうなれば国が描く今後の搬送体制の構築に大きく影響する可能性がある。(熊田梨恵)

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2010年06月21日

脳卒中患者の搬送・受入マッチングの全国調査、今年度実施‐消防庁

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月21日 19:04

 総務省消防庁は21日、毎年実施している救急患者の搬送・受け入れの全国実態調査で、今年度は脳卒中患者の状況を調べることを決めた。照会回数や現場滞在時間など救急隊側の情報は消防庁が吸い上げ、確定診断名や転帰など医療機関側のデータは厚労省が集めて、省庁間でマッチングすることを想定している。厚労省が様式の見直しを進めているDPC情報の活用も視野に入っており、医療側に踏み込んだ調査となりそうだ。(熊田梨恵)

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2010年06月20日

村重直子の眼8 コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月20日 07:51

 元厚生労働省大臣室政策官の村重直子氏が在野のキラリと光る人たちと対談していくシリーズ。今回のお相手は、昨年の新型インフルエンザ騒動の際には全国の医療現場で何が起きていたのか、知ることのできる立場にあった内田健夫・前日本医師会常任理事です。国会のドタバタのお蔭で、パッチワークの改正予防接種法案が継続審議になっていますが、あの改正が本当に必要なのかということも考えさせられます。(川口恭)

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2010年06月18日

「救児の人々」感想②

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月18日 13:30

今日は、私の中学時代の同級生からもらった携帯メールを紹介したいと思います(本人了承済み)。

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2010年06月17日

村重直子の眼7 コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月17日 19:59

 元厚生労働省大臣室政策官の村重直子氏が在野のキラリと光る人たちと対談していくシリーズ。7日に最終報告書が公表されたばかりの『薬害肝炎の検証および再発防止に関する研究班』で、薬害被害者として自ら分担研究者となり、大変な苦労の末に厚生省の不作為を明らかにした坂田和江氏に、あの報告書が出てくるまでにどんなことがあったか話してもらいました。3回に分けてお伝えします。(担当・構成 川口恭)

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「取次」のもう一つの顔~出版業界の貸金業者

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月17日 17:14

先日、書籍流通の仕組みをお伝えした最後に、「取次」にはもう一つの顔があると言いました。

それは一体何でしょうか。

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書店営業雑感

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月17日 14:26

今日も都内の大型書店を4軒回ってきました。

備忘録も兼ねて。

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2010年06月16日

改正予防接種法案、継続審査に コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月16日 21:14

 『第9回厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会』(部会長・加藤達夫成育医療センター総長)が16日午後開かれた。空席の目立つ傍聴席の前で、代理2人を加えてやっと定足数に達した中、予防接種法の抜本改正へ向けた議論として、「評価・検討組織」と「情報提供のあり方」の2点について淡々とヒアリングなどが行われた。来週以降も毎週のように開催が予定されているようで、何らかの予算要求をめざしているものと思われる。くしくもこの日に通常国会が閉会し、この部会が2月にバタバタでお墨つきを与えた「パッチワークの改正予防接種法案」は成立せず、衆院での継続審査となった。(川口恭)

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人の関わり合いが価値を掘り起こす~書店営業から見えたもの

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月16日 14:58

  「救児の人々」が発売されてもうすぐ1カ月が経とうとしていますが、まだまだ地道に書店回りを続けています。

 今日は、「こういうことが、Amazonなどネット販売にはできない、リアルな書店の良さだな」と感じた事がありましたので、お伝えしたいと思います。

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2010年06月11日

「救児の人々」感想を頂きました

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月11日 14:05

拙著をお読み下さった方々から、有り難い感想を数多く頂戴しております。
 
その内容を皆様とも共有させていただければと思い、掲載をご了承下さった方々の感想を随時アップさせていただこうと思います。
 
 
最初は、ベストセラー「医療崩壊」(朝日新聞社)の著者で、近年は勤務医の立場から医師の自律についても訴えておられる亀田総合病院副院長の小松秀樹医師(泌尿器科顧問)から頂戴したメール(一部抜粋)です。
 
 
 
熊田 梨恵様
亀田総合病院の小松秀樹です。

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2010年06月10日

治療成績ビリになっても、がん難民つくらない コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月10日 20:02

 4月に独立行政法人化された国立がん研究センターが10日、理念と使命を公表した。8つ策定した使命の冒頭に「がん難民をつくらない」が掲げられた。公表の席で、嘉山孝正・理事長は「治療成績が全国ビリになっても構わない。がんセンターにしかできない難しい患者さんの治療をやっていく」と述べた。(川口恭)

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がん研究費には仕分けが必要だ コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月10日 07:55

 国立がんセンターが独立行政法人され、嘉山孝正理事長によって猛スピードで改革が行われているようです。一方その蔭で、何やら一部の厚生労働官僚による不穏な動きも始まっているとのこと。前国立がんセンター中央病院院長の土屋了介・癌研究会顧問に聴きました。(川口恭)

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2010年06月07日

薬害肝炎、100%感染の医師報告を厚生省ムダに コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月07日 17:07

 厚生労働省の『薬害肝炎の検証および再発防止に関する研究班』の最終報告書が7日、公開された。1986年から87年にかけて青森県三沢市で発生した集団感染で、医師は、ある時期を境に肝炎感染率100%の非加熱フィブリノゲン製剤ロットが出現していることを厚生省に文書で報告していたが、その文書は担当者レベルで止まっており、課長も血液製剤評価委員らも見ていなかったことが指摘されている。結果として、非加熱フィブリノゲン製剤が自主回収に留まって全国で使い続けられ、また感染性を保ったままの加熱製剤が承認され被害を拡大する遠因ともなった。(川口恭)

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2010年06月06日

私が書店営業している理由

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月06日 16:16

 昨日、私が唐突に「書店営業」などと書いて営業日記を載せ始めたため、何人かの方から「大丈夫?」「よく分からないけど、あまり無理しない方がいいんじゃない?」といったご連絡を頂戴してしまいました。
 ご心配をおかけしていましたら、申し訳ございません。著者の私がなぜ書店営業などしているのかと、疑問に思った方もいらっしゃると思いますので、今日はその理由をご説明します。

 (一気に1週間分の営業日記を書いたためにちょっとギュウギュウな感じもしておりますが、基本的に楽しみながらやっております。自分の書籍が平積みされているのを見るのは、やはりとても嬉しいものです)
 

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医療は本当に成長産業になるのか コメント欄

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月06日 07:07

昨年末に政府の公表した新成長戦略では、医療・介護が今後の日本を支える産業分野として位置づけられました。しかし、医師不足に代表される医療崩壊が解決してもいないのに可能なんでしょうか、可能だとして、その手順はどうなるのでしょうか。人口あたり医学部数や医師数が日本の中では多く、活気あることで知られる九州で、識者や首長に熱く討論していただきました。(川口恭)

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2010年06月05日

村重直子の眼6

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月05日 13:18

元厚生労働省大臣室政策官の村重直子氏が在野のキラリと光る人たちと対談していくシリーズ、本日から第2クールに入ります。対談していただくのは、医療事故調の問題や出産育児一時金の問題などで、皆さんにもすっかりおなじみとなった井上清成弁護士。ただし、今回のテーマは無過失補償制度です。(担当・構成 川口恭)

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「救児の人々」書店営業をしてます

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月05日 04:02

「救児の人々」が発売されて、10日ほど経ちました。ロハス・メディカルwebでは全文をPDFで無料公開していますが、ぜひ書籍として皆様のお手元に置いてもらいたいと思い、個人的に日々書店営業を行っています。今日は、その営業内容の一部を皆様にご紹介したいと思います。

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2010年06月04日

感想の重み

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2010年06月04日 08:03

救児の人々」が発売されて、10日ほどが経ちました。

その間、私は書店に平積みしていただくために都内大手書店を営業して回ったり、
(この営業でどんなことをしていたかはまた後日書きます)

取材でお世話になった方々に挨拶に伺ったりと、いろんな方に書籍を知ってもらうための活動を始めていました。

私の方へは、書籍を手に取ってくださった方、PDFを「一気に読破した」などと言って下さる方々が、たくさんの感想を寄せてくださいました。


感想の数もさることながら、その内容の重みに、私自身が圧倒されてしまいました。

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2010年06月01日

白血病イベント

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2010年06月01日 17:06

6月ですね。

6月と言えば、2年前に社員の門田哲哉さんを急性リンパ性白血病で亡くしたことを思い出さずにはいられません。

何かのご縁でしょうか、今日、『全国骨髄バンク推進連絡協議会設立20周年記念大会』のご案内をいただきました。門田さんは、残念ながら骨髄移植を受けることはできませんでしたが、移植に希望を託していました。バンクがなければ希望を抱くことすらかなわなかったのだということを思うと、運動を展開してきた皆さんに感謝しなければと思います。

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