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勝ち残るのは、やはり特定機能病院?

■ 「カラーの図で基礎係数がやたらデカイですよね」 ─ 吉田委員
 

[吉田英機委員(昭和大医学部名誉教授)]
 これ......、たぶん中医協(総会)に持っていきますとですね、カラーの図で、「基礎係数」がやたらデカイですよね......。(委員、傍聴者ら笑い)
調整係数見直し後0113.jpg 要するに、これ(基礎係数)が一番デカイという錯覚を起こしちゃって、「何でもかんでもこれに入れろ」という意見になると思うんですよ。

 むしろこれ、もっとちっちゃいと思うんですね、「基礎係数」は......。(委員ら爆笑) そうじゃないすか? むしろ「機能評価係数Ⅰ」、「機能評価係数Ⅱ」の方が大きい......。

 ▼ 委員らがざわついている。

 「基礎係数」の方が大きいんですか? あ、じゃあ結構です、はい。

[西岡清分科会長(横浜市立みなと赤十字病院長)]
 (基礎係数の方が)大きくないと、DPC病院はみな潰れてしまうことになりますので......。他に......、あ、どうぞ。


【目次】
 P2 → 「医療機関群の特性に応じた設定を検討してはどうか」 ─ 厚労省
 P3 → 「包括評価に『一定幅』という文言が分からない」 ─ 酒巻委員
 P4 → 「基礎係数の中身が示されていない」 ─ 齊藤委員
 P5 → 「個別に取り出して項目で評価するのは限界」 ─ 厚労省
 P6 → 「A、B、Cはどういう区分けですか?」 ─ 齊藤委員
 P7 → 「同一群であれば1つの数字」 ─ 厚労省
 P8 → 「基礎係数はあくまで出来高を正確に反映」 ─ 厚労省
 P9 → 「かなりの激変になるのではないか」 ─ 池上委員
 P10 → 「病院ごとの基礎係数という考え方がいい」 ─ 小山分科会長代理
 P11 → 「一本化できそうかデータを作って議論を」 ─ 伊藤委員
 P12 → 「実際にいくつかの数字を出してみて」 ─ 相川委員
 P13 → 「カラーの図で基礎係数がやたらデカイですよね」 ─ 吉田委員
 P14 → 「25%という数字はあくまでも平成22年の時」 ─ 厚労省
 P15 → 「調整係数が全くゼロになることは起こりえない」 ─ 西岡分科会長
 P16 → 「個別調整をするのは適切でない」 ─ 厚労省
 P17 → 「ある程度の合意になりました」 ─ 西岡分科会長

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