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自民と民主、「これから対立軸がはっきりする」-自民党・世耕弘成参院議員

 自民党の世耕弘成参院議員(参院議院運営委員会筆頭理事)は25日、今回の衆院選の結果について、「国民は今回『大きい政府』を選択した」との見方を示した。自民党の考え方を「立ち位置が今回の総裁選でも揉めているが、なるべく少ない税金でスリムな政府」と位置付けた上で、民主党の政策で日本経済が立ちいかなくなった場合に「国民はまた必ずこっちに戻ってくると思う。そういう時の受け皿として我々は備えておくべきだと思っている」と述べ、今後自民党と民主党の考え方が明確に分かれるとの見解を示した。(熊田梨恵)

 今回の衆院選について、「国民は格差がつらいとか不安が非常に強くなって、『大きな政府』で税金が多くていいじゃないかと、政府が再分配してくださいという方向で国民が走ったということが、大きな意味での今回の選挙の結果だと思う」と述べた。

 民主党の姿勢について、「基本的にはこれから始まる労働政策含めて、民主党の思想は大きな政府。大きな政府はお金がかかる。"埋蔵金"を掘り続けても永遠には続かないので必ず増税につながる。税金をたくさん集めて、大きな政府によってそれを再分配するというのが民主党の考え方だとマクロ的に見ている」と述べた。自民党の考え方については、「なるべく少ない税金でスリムな政府でだけど、一応セーフティーネットはしっかり提供しながら、基本的には民間に頑張って頂く。経済を大きくすることによってみんな豊かになるという考え方」と主張。「これから対立軸がはっきりしていくことになるだろう」とした。

 ただ、今回の自民党総裁選を戦う、西村康稔前外務政務官、河野太郎元法務副大臣、谷垣禎一元財務相の間で、「小さな政府」を志向した小泉改革路線に対する主張の違いが見られる。世耕議員が支持する河野氏は小泉路線に寄る。西村氏や谷垣氏は小泉改革の方向性について修正の必要性を主張している。
 

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