入院、外来、在宅医療について(総論) ─ 質疑応答
■ [診療側] 改革シナリオ等
[西澤寛俊委員(全日本病院協会会長)]
今の白川委員の最初の所なんですけれども、非常に大事だと思って......。今回も、2025年に向けてどうするのかということと、次回の改定とを頭の中に置いて議論しなければならない、全くその通りだと思います。
やはり今までの改定とですね......、例えば診療報酬で何かポンと決めてもですね、あの......、その次の辺りになったらコロコロコロコロ変わるっていうことで、私たち現場としてはひじょーーにあの、この対応に追われる。あるいはその......、それによって非常にまあ、影響を、経営の影響を受けるわけなんですが......。
やはりきちっと、2025年にどうなるんだってのを私たち見ながらですね、次回改定あるいはその次にやっていけば、これはあの......、病院側としても、非常に安心して自分たちの地域における役割をですね、明確にして次回を迎えることができる。
ぜひ今回、そういうことを踏まえて議論していただきたい。ま、そういうことで、このような資料を出していただいたのは非常にいいと思いますし、この際、私たちももっと必要な資料を「要求」してって、それを出していただいて議論していければと思います。
1つ(質問)......ですけれども、将来の......(社会保障と)税の一体改革の資料がいくつか出ておりまして......。えー......、7ページ辺りから10ページ......。
▼ 資料はこちら。
パワーポイントの7から10辺りに出てるんですが、まああの......、1つ、この9番目ですけれども、(改革シナリオの)パターン1しか出ていないんですが、確かシミュレーションの中では、パターン2もあったと思うんですね。そういうことで、今後議論の中で、このパターン2を出していただいて議論したほうが分かりやすいかなあと思いますので、その資料も付けていただければと思います。
▼ 「パターン2」はこちらのスライドの7枚目を参照。
また、8番目の資料なんですが、この「医療・介護の提供体制の将来像」......
「切れ目なく継続的かつ一体的」とあるんですが、どうも私が見ていると、これの右と左で、申し訳ないんですが、左側が医療サイドのほうで作って、右側がどうもまあ......老健局辺りで作ったのをただくっ付けただけに見えるんで、ここを本当にシームレスな図を描ければと思います。
この辺り、私たち提供側もですね、今後、この図をですね、もっとシームレスで分かりやすいものにしていきたい、そのように思っております。以上です。
(発言が終わると同時に、支払側の小林委員が発声して挙手)
[森田朗会長(東京大大学院法学政治学研究科教授)]
はい、じゃ、小林委員どうぞ。
▼ 社会保障審議会みたいになってきました。
【目次】
P2 → [診療側] 地域特性への配慮
P3 → [診療側] 「地域に密着した病床」の意味
P4 → [支払側] 一般病棟の長期入院等
P5 → [診療側] 改革シナリオ等
P6 → [支払側] 一般病棟の長期入院等
P7 → [診療側] 改革シナリオ等
P8 → [支払側] 「地域一般病床」の算定根拠等
P9 → [支払側] 一般病棟の長期入院等
P10 → [公益側] 中医協の審議範囲等
P11 → [診療側] 改革シナリオ等
P12 → [厚労省] 「具体的なご質問にだけお答えしたい」
P13 → [診療側] 療養病床の削減方針
P14 → [厚労省] 「亜急性期に3つが混在している」
P15 → [診療側] 在宅療養支援診療所等
P16 → [診療側] 「地域に密着した病床」等
P17 → [支払側] 診療科別の医師数等
P18 → [公益側] 診療計画の公表等
P19 → [診療側] 改革シナリオ等
P20 → [支払側] 改革シナリオ等
P21 → [診療側] 診療報酬改定の重点課題
P22 → [診療側] 改革シナリオ等
P23 → [厚労省] 「先を見越した課題に取り組んでいく」